2019/10/14 西武秩父線開通50周年 245F記念運行【運休の危機を乗り越えて】

レポート
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西武秩父線開通50周年の記念運行として
ワンマン新101系245Fが西武秩父線での運用に就きました。

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西武秩父線開通50周年 245F記念運行

芦ヶ久保から横瀬の直線区間を走る245F

245F 各停西武秩父行き 休日5021電車
    「西武秩父線にツートンが運行」と聞くと
    真っ先に思い浮かぶのは2004年の193Fと197Fの姿でありました。
    同様に「復刻塗装」であった両編成は8両編成を組んで
    毎週末の土日に、1001レ快速急行西武秩父行きが運行されていました。

    2012年まで運行された新101系2連の271Fも
    復刻塗装としてツートン塗装をまといましたが、
    271Fは8連と組んで飯能以東での営業運行が殆どでありました。

    その為、西武秩父線にツートン塗装というと
    193Fと197Fの存在感の方が、いまだ大きく感じられます。

西吾野に進入する245Fの上り電車

各停飯能行き 休日5030電車

個人的な回想はこのような具合でして、
おそらく、もっと思い入れの強い方々も多くいらっしゃることでしょう。

多くの思い出を乗せて走ったであろう245F、
往年の姿を思い起こさせるには、十分すぎる出で立ちでありました。

築堤上を走行する245Fの下り電車

各停西武秩父行き 休日5029電車

開業当初の姿は知る由もないのですが
それでも、どうしてこんなに懐かしく感じるのは
本で見たり、あるいはweb上での映像だったり、
色々な情報に触れることの出来るようになった現代だからなのでしょう。

50年経過した今だからこそ、さまざまな情報を遡れる、
これがどんなに便利であるかを、いつもいつも忘れてしまいます。

秋口の横瀬イベントが悪天候だらけなのも、ネットで調べればすぐに分かってしまいます。

各停飯能行き 休日5038電車

最後の列車は、赤い鉄橋の上を走る姿を側面がちに捕えてみました。
やはり山間の雰囲気を走る姿は、黄色い塗装がよく似合います。

願わくば青空バックでしたが、それはもう仕方のないことでしょう。

中止の危機だった245Fの記念運行

小雨が降る西吾野、001系と交換を行う新101系245F

実はこの記念運行、実施が危ぶまれていたことはご存じでしょうか。

当初の予定では3連休の10月12日から14日までの3日間にかけて
記念列車は運行される予定でしたが、12日と13日は運休となっています。

これは、両日にかけて令和元年東日本台風が関東地方に接近する為
西武線において計画運休が実施されたことによるものでした。

当日の西武公式Twitterのツイート


  • 尽力の甲斐もあり、大きな被害はないまま台風は通過した模様で
    10月14日の朝には平常運行をしている旨のお知らせが、以下の通りツイートされています。



こうして、記念運行最終日となる10月14日を、無事に迎えたのでした。

10月12日と13日については、残念ながら運休となりましたが
前日までに十分な対策を持って台風を乗り切ってくれたおかげで、
鉄道の運行に支障がなかったのが大きかったと思います。


  • 豪雨も覚悟しましたが、なんとか天気も持ちこたえてくれたこともプラスに働きました。


何より、計画運休の混乱の直後にもかかわらず
こうして記念運行を実施してくれた西武鉄道の判断には頭が下がる次第でございます。


西武秩父線開通50周年 245F記念運行の動画


西武秩父線開通50周年 245F記念運行のまとめ

  • 2019年10月14日、西武秩父線開通50周年の記念運行として245Fが飯能~西武秩父を営業運行した
  • 前日までの台風の影響もあり、運行が危ぶまれた
  • 当日は雨も降っていたが、イベント電車も含めて通常通り運行された


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