40000系、7本目の車が西武線に到着しました。
車両番号は、今回新たに「50番台」が付与され、
40151Fとして運用される模様です。
40000系としては初のロングシート車となります。
2019/12/15 263F+40151F飯能方5両
EOS 5D Mark II EF70-200mm F2.8L IS II USM
8両編成である001系の甲種が立て続けに実施されていることもあり
10両編成の甲種が、随分と久々のように感じます。
10両編成といえども、
西武線内は263F4両と8両までの12両が最長編成となり
10両編成の甲種輸送となると、
新秋津で編成を分割して小手指まで輸送することとなります。
今回も午前の部は飯能方5両、午後の部は池袋方5両と、
それぞれ輸送されています。
2019/12/15 263F+40151F飯能方5両
EOS 5D Mark II EF70-200mm F2.8L IS II USM
後ろから眺めてみると、その切り落とされたような車体断面に
地下鉄の車両規格の制約を想像します。
それだったら拡幅車体である30000系の断面はどうだったか…?
と掘り起こしてみましたが、
そこまで印象は変わりませんでした。
30000系の妻面は斜めにエッジを利かせて
三角錐のように、底面に向かって絞り込んでいくので
直線的な造形に見えるのも要因かと思います。
2019/12/15 263F+40151F池袋方5両
EOS 5D Mark II EF70-200mm F2.8L IS II USM EXTENDER EF1.4× EXTENDER EF2×II
午後の部、池袋方5両。
久々にエクステンダーの2段重ね、
更に大幅トリミングで、このように。
たいした記録ではありませんが、
40151Fの甲種の姿であることに間違いはありません。
◇
何も疑うことはなかったのですが
まさかの「50番台」で西武線にやってきた40151F。
50番台といえば、
6000系の50番台はステンレス車とアルミ車の区別、
20000系の50番台は10両編成と8両編成の区別、
今回の40000系で、ロング・クロス車とロングシート車の区別、
このような区分となりました。
20000系では50番台で編成を区別するのに対して
30000系では車両番号の千の位で編成両数を区別したり…
50番台にも、特定の意味合いがあるわけでもなく
個々の意味合いをラフに捉えて考える方が楽しめそうです。
40000系甲種輸送も、公式発表から引き算すると残り1本となりました。
40152Fとなるであろう最後の車も年度内には登場する模様です。
さて、次は50000系でしょうか?002系?でしょうか。
あれこれ考えているこの時期が、一番楽しいですね。
この記事を書いた人

- 【西武線に対する趣味的理解が深まるブログをお届けします】
- 34歳の電車好き。
西武線の撮り鉄歴は20年以上。東京生まれの埼玉県民。(西武沿線から離れられません)
なぜか既婚者、二児の父です。鉄道会社とバス会社で勤務経験アリ。ホームページ・ブログ運営は15年以上。西武線で団臨を走らせたことがあります。
詳細なプロフィールはこちら
最新の投稿
- 2021.03.022021年【西武8500系】タイヤで走るレオライナーの試運転
- 2021.02.282021年西武多摩川線新101系甲種輸送【深夜の車両交換】
- 2021.02.272021年西武新101系245F多摩川線へ【2度目の甲種輸送】
- 2021.02.252021年9104F10両編成が横瀬へ回送【入換も解説します】
Kindle Unlimitedの無料体験で鉄道雑誌が読み放題でした
(Amazonアカウントですぐに登録可能)
西武の黄色い3扉車も、「Kindle Unlimited」の読み放題対象タイトルです。