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鉄道写真にNDフィルターを導入してみた
流し撮りや、絞り開放付近の撮影で
「明るすぎること」に困ったことはありませんでしょうか。
そんな鉄道写真の悩みには、NDフィルターを導入してみてはいかがでしょうか。
根っからの鉄道ファンである著者が
2年以上に渡りNDフィルターを使ってみた使用感を、作例と共に紹介します。
NDフィルターとは
NDフィルターはレンズに入る光の量を減らしてくれる便利なフィルターです。
写真を撮っていると、
ISO感度や絞り、シャッター速度を変更しながら撮影しますが
折角の晴天下でも、
ISO50への減感や、絞り過ぎは、
どちらも画質低下の原因となり得るのが気を付けたいポイントです。
また、近年の鉄道車両のLED表示は1/125で写し止めないと
LED表示機の文字が細切れになる場合も多く、
絞り解放がいいけれども、LEDも綺麗に写し止めたい
そのような場面も多々発生します。
そのような相反する条件を、両方とも解決してくれるのがNDフィルターです。
特に西武鉄道の新型車両である40000系では、
前面行き先表示を写そうとするとシャッター速度は1/125以下が求められます。
明るさを保つ為に絞り過ぎると、
背景のボケは発生せず、写真の雰囲気もイマイチ迫力に欠けます。
NDフィルターを導入してみた
NDフィルターを使用することで
この作例の40000系のように
1/125のシャッター速度と、絞り開放で撮影することが可能となります。
実際に私自身も、40000系デビュー前後は随分とこの問題に悩まされました。
そんな折に出会ったのが、このNDフィルターでした。
NDフィルターの効果を実感した日
2018年3月に玉川上水車両基地で行われた
拝島ライナーお披露目イベントの様子となります。
こちらの写真は、50mmF1.4単焦点レンズのF2.2で撮影しています。
勿論、NDフィルターを装着しての撮影です。
当日は快晴順光で、なおかつ40000系のLEDの為
「1/125以下」でシャッターを切らねばならず、
非常に難しい条件下でありました。
しかしながら、NDフィルターを使用することで
開放付近での撮影が可能となり、
単焦点レンズ特有のボケを残したまま撮影することが出来ました。
まだ、NDフィルター購入から2カ月も経過していない頃でしたが
この短期間で、充分なコスパを発揮している実感がありました。
オススメするNDフィルター
NDフィルターには、濃さがそれぞれありますが
鉄道写真に導入するのであれば、
3段分減光する「ND8」をオススメします。
フィルター径については、お手持ちの機材の中で、
最もNDフィルターを使うであろうレンズに合わせるのがベターでしょう。
手持ちのレンズのフィルター径を全て揃えることにより、
機動性はさらに向上します。
私の所有するメインのレンズは
EF70-200mm F2.8L IS II USM
EF24-105mm F4L IS USM
SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
どれもひと昔前のレンズでお恥ずかしい限りですが
全てフィルター径は77mmで揃えてあります。
この為、複数枚のNDフィルターを購入することは無く、
レンズを交換してもフィルターは使いまわしが出来る為、非常に重宝しています。
以下に最新型のフィルター径77mmのキヤノンレンズを3本紹介しておきます。
まとめ
NDフィルターを鉄道写真に活用した事例を紹介しましたが
いかがだったでしょうか。
最後に内容をおさらしましょう。
絞り解放がいいけれども、LEDも綺麗に写し止めたい
ISO50への減感や、絞り過ぎは、どちらも画質低下の原因になり得る
NDフィルターを導入してからは、撮影の幅が広がった
オススメのNDフィルターはND8フィルター
所有レンズのフィルター径を揃えると、より便利になる
ということをお伝えいたしました。
もしよろしければ、下記のリンクから購入を検討してみて下さい。
※当記事に記載されている使用感や得られる効果についての記載は、
全て著者個人の感想です。
これらの使用感や効果の保証を、全ての方に約束するものではありません。
商品購入の際は、ご自身で判断の上、ご購入ください。