2007/3/28、西武新宿~本川越間でお召し列車を運転。
2007/3/20には10108Fが武蔵丘を出場。
床下からボディーに至るまでの磨き上げられたような輝きは
まるで新製直後かのような光沢でした。
座席のカバーは「水色」が所定の頃ですので
何も変わりはないのですが、どうも一部の座席を見ると…
10208号車にはカバーが掛けられていませんでした。
ということは、きっとこの号車が特別な車両になるのでしょう。
◇
その後、10108Fは方転回送を実施し、本運転へ。
露払いは10106F。
全く詳しくなかったのですが、
お召し列車の通過直前に
先導車というか、警備列車というか、
そういったものが走るのが通例なのですね。
「露払い」という単語も、この時にはじめて知った記憶があります。
そしてやってくるお召し列車…
見事、遅切りでフレームアウト。
何やってるんでしょうね…
パンタの位置だけ見比べると、方転しているのがよく分かります。
久米川付近は10:15前後の通過でした。
◇
復路です。
露払いは同じく10106F。
お召し列車。
2両目上り方のパンタの有無の差異が
見比べるとよくわかります。
所沢~東村山間は16:10頃の通過だったようです。
さて、返却回送です。
出場時に座席のカバーがなかった10208号車ですが、
ここでその様子を見かけることが出来ました。
このように白色の布製のカバーが掛けられていました。
2020年現在に見られるような紙製のものではなく
割としっかりとした作りのように見えます。
参考までに10408号車は、従来通りの水色のカバーでありました。
◇
お召し列車運転翌日、再び方転回送が運転されました。
田無折り返しだったでしょうか?
ちょっと記憶が曖昧です。
【南入曽→田無?→小川→(東村山)→南入曽】だったかと思います。
小平~萩山を行く10000系。
それこそ後年になって「拝島特急」も運転されましたが
こうして日中に10000系が拝島線を走る姿は
なかなかお目にかかれるものではありませんでした。
国分寺線を走る10000系。
国分寺線120周年でレッドアロークラシックが
国分寺駅まで入線したのは、2015年のことですので
この方転回送から8年を経ての運転だったようです。
◇
方転については、その理由が明かされることはなく
現在も謎のままであります。
ただ、こうして記事を編集していて思いついたのが
「ドアの位置の差異」です。
何らかの事情で、このドアの位置を反転させる必要があったのでは?
などと、推測しております。
この記事を書いた人

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