萩山四季の森公園(萩山駅から徒歩5分ほど)の桜が満開を迎えていましたので、その様子を紹介します。
萩山四季の森公園は、2009年9月に完成した約1haの敷地を持つ公園です。
西武拝島線と多摩湖線の萩山駅から徒歩5分程度と、アクセスも良好。
園内を1周するように植えられた桜の見ごろには、多くの来園者が訪れます。
萩山四季の森公園のインフォメーション
元々この地には、西武グループが運営する「萩山テニスコート」と「レストラン・モンヴェール」が営業していました。
しかし、これらの施設は2005年9月末を持って営業を終了しています。
(参考リンク)→萩山テニスコート営業終了(インターネットアーカイブ)
この跡地に建てられたのが、「Brillia L-Sio 萩山」(ブリリアエルシオ萩山)というマンションであり、この敷地内にある公園が萩山四季の森公園ということになります。
マンション敷地内の公園というと、居住者専用施設であるように思われがちです。
しかし、こちらの萩山四季の森公園については「東京都認定民設公園」ということで、少し特徴的な公園なのです。
※東京都認定民設公園とは…
以下の3項目を民間事業者が実施すると、東京都からインセンティブを付与される仕組みです。
- 一定規模の敷地を一般に無償で公開する。
- 認定基準に合致する、避難場所としても有効な整備と管理を実施する。
- 公開管理の継続(最低35年以上)、管理費の一括拠出等を行う。
ざっくり説明すると、「民間事業者が、一般に無償で公開される公園の管理費用を負担するので、都は税金などの優遇をします」といった具合です。
→(参考)民設公園制度の導入について
しかも、こちらの民設公園制度の第一号が、こちらの萩山四季の森公園ということです。
何気ない街の中の公園かと思いきや、実は画期的な公園だったのです。
萩山四季の森公園の最寄り駅とアクセス
西武拝島線と多摩湖線の萩山駅が最寄り駅で、駅からは徒歩5分程度の距離。
萩山駅の改札口は1か所です、改札を出たら左手に進み、多摩湖自転車歩行者道路を左手(西側)に進みます。
多摩湖自転車歩行者道路はクルマの通らない道なので安心して通行することが出来ます。
左手に萩山駅を眺めながら徒歩数分。
踏切近くの道路を渡ったら、あとはもうすぐ。右手側に公園が見えてきます。
萩山四季の森公園を利用する際の駐車場
萩山四季の森公園に駐車場はありません。
また、付近の道路は交通量も多く、駐車禁止道路となっています。
萩山駅南口のコインパーキングなど、付近には時間貸しの駐車場が複数ありますので、そちらをご利用ください。
萩山四季の森公園のトイレ
萩山四季の森公園には車いす対応のトイレが、1か所設置されています。
萩山四季の森公園についてまとめてみた感想
萩山四季の森公園について書きました。
- 萩山駅から徒歩5分程度のアクセス良好な公園
- 桜の時期は多くの人でにぎわうお花見スポット
- 実は珍しい東京都の民設公園制度の第一号公園
ということが分かりました。
桜の開花時期には、是非とも訪れたい公園のひとつですね!
なお、萩山から八坂駅付近にかけては、沿線の随所で桜を見ることが出来ます。
こちらも合わせてどうぞ。↓
→サイクリングロード沿いの桜と多摩湖線