秩父芝桜の丘へ西武線でアクセスする際の道のりなど、実際に足を運んだ著者が参考情報を紹介します。
徒歩ルートは、西武線横瀬駅から芝桜の丘を回り、帰りは西武秩父駅へ向かいました。
(西武秩父から羊山公園へ向かう場合は、記事や地図を参考に逆向きに進むことも出来ます)
現地の写真をメインに、当日の雰囲気が伝わるような時系列の記事構成としました。
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こんにちは。
西武専門の鉄道マニアです。
趣味:西武線の話題をブログにまとめること
秩父芝桜の丘と羊山公園について
秩父芝桜の丘と羊山公園は、埼玉県秩父市にある観光スポットです。最寄駅は西武秩父線の横瀬駅と西武秩父駅となっており、どちらの駅からも徒歩20分程度の場所に位置しています。
春になると約40万株もの芝桜が一面に咲き誇り、訪れる観光客の数は毎年数十万人規模となっています。見頃はおおむね4月下旬から5月の上旬にかけてとなっており、近年ではゴールデンウィークのお出かけスポットとして人気が高まっています。
新緑まぶしい秩父路へ、都会では味わうことのできない自然を芝桜の丘で堪能してみてはいかがでしょうか。
※見ごろは前後する場合があります。
芝桜の丘へ実際に行ってみたレポート(2023年4月18日)
2023年4月18日火曜日、平日のお昼に芝桜の丘へ観光に行ってまいりましたので、その模様を時系列でレポートします。
西武線の特急ラビューに横瀬駅まで乗車
まずは、西武線の特急ラビューに乗車して終点西武秩父駅の一つ手前である横瀬駅を目指します。
芝桜の丘へアクセスする際には、横瀬駅と西武秩父駅の両駅を利用することができますが、往路は横瀬駅からのアクセスが推奨されています。
こちらが横瀬駅。
ホームには芝桜をPRする装飾が行われていました。
横瀬駅の改札口は、西武秩父行きの列車に乗ると一番前の1ヶ所のみとなります。
西武秩父線の横瀬駅は芝桜の丘の最寄駅
西武秩父線の横瀬駅までは、特急利用の場合で、池袋からは約80分、所沢からは約60分、飯能からは約40分となります。
平日のお昼でも特急は混雑していたので、土日や祝日などはあらかじめ特急券を確保しておいた方が安心です。
※西武線の特急電車は、全車指定席となっており、自由席や立ち席の発売はありません。
芝桜の丘へ向かうには、地下通路の利用を推奨する案内看板が立っていました。
横瀬駅の改札回りも、このように賑やかになっており、芝桜を盛り上げています。
西武線横瀬駅から羊山公園/芝桜の丘までの徒歩ルート
西武線横瀬駅の駅舎は、ロッジ風のこんな佇まいです。
改札口左手には待合スペースもあり、飲料の自動販売機が設置されています。
駅前広場にはお手洗いも設置されています。
芝桜の丘にもお手洗いはありますが、数は限られていますので、横瀬駅のお手洗いを利用しておくと安心かもしれません。
立て看板の案内通り、改札を出て右に出ると地下通路がありますので、ここを通って線路の反対側に出ます。
西武線横瀬駅から芝桜の丘までは、おおむね徒歩で20分程度の所要時間です。
ルートには急な斜面などは存在せず、すべて舗装された道路となりますが、履き慣れた靴で訪れることをオススメいたします。
こちらの地下通路で線路の向こう側に出ましょう。
ちなみに、この地下通路は天井が低めです。身長が180近い方は、身を屈めながら歩くようになるかもしれません。
芝桜の丘までのルートには、このような立て看板が分岐のたびに現れます。
曲がり角には、かならず立て看板が立っているので、迷うことなく芝桜の丘にたどり着くことができます。
途中には、武甲山をきれいに眺められるポイントもありました。
自然豊かな舗装路を、のんびりと散策すること20分ほど。
緩い上り坂を歩いていくと、間もなく芝桜の丘に到着です。
以下の地図に示す通り、右手の横瀬駅から、中央下の芝桜の丘に向かって歩いてきました。
芝桜の丘、羊山公園に到着→入園料は大人300円
横瀬駅から約20分ほどで、芝桜の丘「宇根口」に到着しました。
芝桜の丘に入園するには、入園料を支払う必要があります。
左手に見える入園券うりばで、チケットを買うことにしましょう。
入園料は大人300円で、現金のみの取り扱いとなります。あらかじめ小銭を準備しておくと便利です。
入園の際には手指の消毒と、体温測定を行いました。
芝桜の丘の園内の様子を写真でレポート
2023年4月18日の芝桜の丘の様子を紹介します。
例年、4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎える秩父の芝桜ですが、2023年は4月18日の時点で見頃を迎えており、4月下旬には見ごろを終える予想とのことでした。
今回は、訪れたタイミングが見ごろと重なっており、美しい景色を堪能することができました。
一部ではありますが、花の数がまばらなところも点在していました。
園内各所には、腰掛ける場所が多数設置されており、適宜休憩をとりながら鑑賞することができます。
一面に咲き誇る芝桜は、非常に見応えのある景色です。
芝桜には、多数の品種があるようで、随所に案内が設けられています。
こちらは多摩の流れ。
こちらは紅の音と書いて、「あかね」と読ませるようです。洒落ています。
オーキントンブルー。少しムラサキも入ったような、鮮やかなブルーでした。
ちちぶマルシェには多くの屋台やキッチンカーが集結
芝桜を一通り鑑賞し終えたあとは、物販コーナーの様子も覗いてみました。
ちちぶマルシェと名付けられた一帯は、芝桜の丘と隣接しています。
こちらには、秩父名物みそポテトや、豚味噌丼など、多種多様な屋台やキッチンカーが出店していました。(アルコール類もありました)
ただし、椅子とテーブルの数は来場者と比較して少なめです。場内を見渡しても常に満席状態で、なかなか席が空きそうにはありませんでした。
こちらで食事をする場合は空席をあらかじめ確保してからの方が、安心できそうです。
羊山公園には、その名の通り羊がいます
芝桜の丘を擁する羊山公園には、その名の通り羊がいます。
こちらの羊さんスペースも芝桜の丘に隣接しているので、是非その愛らしい姿を楽しんでみてください。
羊山公園/芝桜の丘から西武秩父までの徒歩ルート
さて、帰り道です。
行きは西武線横瀬駅からのルートでしたが、帰りは西武秩父駅に戻ることが推奨されています。
芝桜の丘から西武秩父駅までの所要時間は、おおむね20分。せっかくですので、往路とは異なる景色を楽しみながら、西武秩父駅まで散策してみましょう。
芝桜の丘から西武秩父駅までの徒歩ルートは、以下の地図の通り、中央から左手の西武秩父駅へ至るルートとなります。
一見すると複雑なルートに見えるかもしれませんが、行きのルートと同様に、すべての曲がり角に案内看板が立っているので迷うことはありません。
歩くスペースはコーンによって区切られていますが、一部エリアは車道と共用した路面を歩くので注意が必要です。
西武秩父駅までは案内通り、矢印の方向に進んでいきます。
こちらは、ちょっとした迂回路になります。
右手の階段を降りていくと、「牧水の滝」と呼ばれる箇所を通過して、西武秩父駅へ近道をすることができます。
※このまま、道路に沿って道なりに進んでも同じ場所に出ます。
階段は、このような少し急な場所もあります。ご移動の際には、足もとに十分注意してください。
こちらが、牧水の滝。
案内によると、歴史のあるものだそうです。
さぁ、ここまで来れば西武秩父駅まで、あと少しです。
牛丼屋さんが見えてきたら、道路を渡ります。
西武秩父駅に到着しました。
芝桜の丘からは、ゆっくり歩いて25分くらいで到着となりました。
お昼ご飯は、西武秩父駅近くの立花さんで秩父そば
芝桜の丘では、ちょうどお昼時ということもあり飲食スペースは混雑していました。
そのため、昼食は西武秩父駅に戻ってから摂ることにしました。
今回は、駅近く、踏切を渡ってすぐの立花さんに訪問しました。
お蕎麦が有名なお店さんです。
有名なメニューは「美人そば」とのこと。(とろろ、きのこ、おろしなど身体に良い食材がたくさん入り、見てよし、味よし、身体によしと3拍子が揃っているとのことです)
レギュラーメンバーはこんな感じ。ざるそば820円を筆頭に、美人そば、カツざる、ホルざる、天ざるなどが並びます。
こちらは別表のメニュー。豚の大角煮なるメニューがあったので、これをチョイスしてみました。
こちらが、豚の大角煮とざるそば(税込1430円)です。
豚の角煮は、メニューに「大」と冠するくらいですので、その名に恥じぬ見事なボリュームでした。
カラシが添えられた角煮と、その隣は半熟卵の天ぷらです。
本当にボリューム満点でした。
素人目にも、一手間ふた手間かかっていそうな仕上がりであることがわかります。
ざるそばと、豚の大角煮で、お腹は満腹となりました。非常に美味しくいただくことができました、ご馳走様です。
ちなみに、立花さんの店内からは、座席によって電車が見えたりもします。
西武秩父駅からは西武線ラビューで帰宅
お腹がいっぱいになったら、西武秩父駅に隣接する祭りの湯の物販コーナーでお土産を眺めつつ、帰路につくとしましょう。
行きと同様に帰りも特急ラビューを利用して、秩父エリアを後にしました。
多摩エリアからですと、トータルでかかった時間は6時間ほど。(9時半出発→15時半帰着)
ちょっとしたお出かけには最適な、秩父の芝桜鑑賞でした。
ちなみに、特急ラビューは、一番前の座席から景色を楽しむこともできたりします。
まとめ:秩父芝桜の丘は、西武線からの徒歩アクセスで散策を楽しむことが出来た
秩父芝桜の丘のアクセスについて書きました。
- 行きの西武線は横瀬駅で下車し、帰りは西武秩父駅を利用するのが便利
- 会場のお手洗いは限られているので、あらかじめ横瀬駅のお手洗いを利用しておくと安心
- 道のりについてはアップダウンはあるものの、あまりにも急な坂などは無い
- 芝桜の丘には屋台やキッチンカーが多数出店しているので飲食に困ることはない(座席やテーブルは少ないので注意)
- 西武秩父駅まで出れば多くの飲食店があり、駅に隣接する商業施設ではお土産を購入することもできる
ということが分かりました。
行き帰りの特急ラビューにはオススメの座席もあるので、こちらも合わせてチェックしてみてください。