2019/2/4 白色のくめがわ電車図書館【ツートンへ再塗装】

西武鉄道の車両を、そのまま再利用した「くめがわ電車図書館」は
東京都東村山市美住町、URの住宅敷地内に設置されています。

車体の元をたどると、西武鉄道の149Fの池袋・本川越方先頭車であり
クハ1150として西武線で活躍していました。

2000年の引退後、2001年にかけて「くめがわ電車図書館」としての整備が行われ、
以来約20年、地域文庫として市民の方々に親しまれています。


白色のくめがわ電車図書館【ツートンへ再塗装】

2019/2/4 白色のクハ1150 くめがわ電車図書館

塗装のメンテナスや、屋根上の落ち葉の処理では
定期的なメンテナスを必要としてきた電車図書館でしたが
近年では、くめがわ電車図書館応援団の活動も奏功して
美しい姿を保っていました。

    くめがわ電車図書館応援団の活動には、筆者も積極的に参加しております。


しかしながら、やはり専門の知識を必要とする修繕箇所も出てきてしまいます。
長年、風雨にさらされた車体のダメージは、想像以上に車両をむしばんでいたのです。

どのような方策が取れるか模索していたところ
「塗魂ペインターズ」様に、今回はご協力をいただける運びとなりました。


施工は2019年の2月に行われました。

下地処理のみを終えたクハ1150の真っ白な姿は
多摩湖線ワンマン車を彷彿とさせます。

  • 今回の白い車体の姿は、
    下地から塗装に移る工程の狭間、一晩限定の光景でした。


道路側については、従来の黄色塗装を維持しており
前面が白色、側面が黄色という、アンバランスな出で立ちでもありました。

車体下の車輪を模したオブジェクトも、しっかりと塗装してもらいました。
一連の流れを含めて、非常に頭の下がる思いでした。

ツートン塗装になった くめがわ電車図書館

2019/2/16

塗魂ペインターズ様によるご尽力のおかげさまを持ちまして、
見事に、より一層の美しさを取り戻した「くめがわ電車図書館」。

往時を彷彿とさせるツートンカラーの色味も
記憶の中のそれと、見事に一致します。

お世辞やひいき目抜きにして、
非常に素敵な状態に仕上げていただきました。

感謝を伝えるヘッドマーク
塗魂ペインターズ様の後ろ姿と電車図書館

当日は、塗魂ペインターズ様に感謝の意を伝えるべく
特製のヘッドマークを用意しました。

  • 電車図書館を利用される全ての方の思いを届けるべく、重ね重ね、お礼を申し上げました。


ヘッドマークに書き込まれたメッセージを眺める塗魂ペインターズの皆様

「ペンキやさん ありがとう」
「感謝 ツートン」
「ピカピカきれい」

数々の感謝の言葉が並べられたヘッドマーク。
鉄道ファンではない視点から見た「電車図書館」の、本来の姿を垣間見た気がしました。

多くの方のご協力があって、
こうして電車図書館が成り立っていることには感謝する以外ありません。

101系低運車の数少ない譲渡先でもありますので、
今後も、その動静を見守りつつ
必要な時には手と足を動かして、その活動に貢献できればと思います。


くめがわ電車図書館応援団と、その活動について

Rail Logでは、「くめがわ電車図書館応援団」の活動に賛同し、
各種イベントへ積極的に参加しています。

「くめがわ電車図書館応援団」においては、
車体の清掃活動や、特別イベント開催の支援を行っており
電車図書館の運営や、その補助を全般的に応援する団体です。

くめがわ電車図書館応援団(Twitter検索)

2012/10/21 くめがわ電車図書館チャリティー団臨運転

2012年には、電車図書館の運営を応援するべく
西武線で団体臨時電車を企画し、各線を走行しました。


「電車図書館」守りたい 西武線に支援の臨時電車(朝日新聞デジタル)
(インターネットアーカイブより)


2015/5/23 くめがわ電車図書館清掃活動

2016/12/30 くめがわ電車図書館清掃活動

2019/3/30 くめがわ電車図書館夜桜開館


引き続き、Rail Logでは「くめがわ電車図書館」の各種活動を応援してまいります。

白色のくめがわ電車図書館【ツートンへ再塗装】の動画

白色のくめがわ電車図書館【ツートンへ再塗装】のまとめ

  • くめがわ電車図書館は2019年2月に再塗装を行った
  • 再塗装後は、往時のイメージでもある「ツートンカラー」となった
  • くめがわ電車図書館では、行政や電車図書館応援団と協力して各種イベント活動も行う
    (不定期開催)
  • 101系低運車の数少ない譲渡先でもあり、引き続き地域のシンボルとして活躍が期待される

使用した機材

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この記事を書いた人

SSK
SSK【101系低運転台車とE31形電気機関車に情熱の全てを】
20年以上に渡り、西武鉄道の写真を趣味で撮影する東京生まれの埼玉県民。
子どもと電車を眺めているのが最近の専らです。詳細なプロフィールはこちら