52席の至福(52型4009F) 運転再開

西武線撮り鉄レポ
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2020/6/21 52型(4009F) 551電車 東村山→所沢

新型コロナウイルスの影響で運休が続いていた

「西武 旅するレストラン 52席の至福」が
2020/6/20より運転を再開しました。

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2020/6/21 52形(4009F) 351電車 所沢→西所沢

車両内の「密」状態を避けるためでしょう、
レストラン列車で窓を開けるという、
思いもよらない姿で通過していきました。

運行再開のお知らせ[西武公式PDF]には、
「1号車(多目的車両)の窓開け実施」と記載がありましたが
6/21のブランチコースでは、窓の開いていない車両はありませんでした。

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2020/6/21 52型(4009F) 東村山→所沢

しかし、よくよく見てみると
窓が開いている箇所の座席には
お客さんの姿はいないように見受けられました。
そのような配慮がなされての運行なのでしょう。
窓を開けた分だけブラインドが閉められている様子も見えます。

(マニア的に考えれば4000系の抵抗爆音を直に聞きながら
食事を出来るというメリット、そういう捉え方もあります…が…?)

運転再開後の2日間は、
両日とも西武新宿を発着地とする運行が組まれています。
しばらくは、西武新宿発着の運行が続くようです。

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(引用)西武鉄道公式ホームページより 運行について

2020/9/21については、
久しぶりの池袋駅入線となりそうですが
注釈には、ディナーコースの終着駅を
豊島園駅とする旨の記載があります。
遊園地の「としまえん」は8月末で閉演されるとアナウンスがありましたが
この終着駅変更は、どのような理由からなのでしょう。
メットライフドームでの催事による
臨時電車との兼ね合いもありそうですが、
わざわざ、この日のみ池袋発に設定し、
豊島園駅を終着とする運行を組んだ以上は
何かの理由や運行上の都合があるのでしょう。

52席の至福については
2020/2/26-3/31を車両の検査の為、運休としており
4/4に運行を再開する予定を組んでいましたが
新型コロナウイルス流行に伴い、運休が続いていました。
運休については、適宜、西武鉄道の公式ホームページ上で公表されており
4月分、5月GW、5月末、6月と、
段階的に延長されてきました。
結果として6/20に運転を再開、
運休していた期間は、車両の検査期間も含めて
2月下旬→6月半ばまでと、約4か月にも及ぶものとなりました。

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2019/3/2 52型(4009F) 所沢→西所沢

4月の頭には検査も終え、走れる状態であったにもかかわらず
2カ月半ほどを持て余してしまった52席の至福。
期間中は休車をかけていたのかもしれません、
仮にそうだとすれば、
次回検査の入場時期は少々後ろにずれる可能性もありそうです。

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2016/7/27 52型(4009F) 小平→萩山 ※臨時運行

52席の至福については、定期運行である
西武新宿~西武秩父、池袋~西武秩父の
2パターン以外にも様々な臨時運行が設定されることがあります。

2020年度「環境活動」の開催概要(年6回)が決定!西武 旅するレストラン「52席の至福」に乗って秩父エリアへ[西武公式PDF]

直近では上記のようにリリースが出ており、
諸々の条件や、提供される食事、列車下車後の体験・作業等、
簡単に比較することは出来ませんが
大人1名2,000円で52席の至福に乗車できるのは
またとない機会であるように感じます。

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2016/7/27 52型(4009F) 武蔵大和→八坂 ※臨時運行

52席の至福の公式ページには
臨時運行については記載されておらず、
走らないと思っていた日に、思いがけず姿を見せることもあります。
運休期間を終え、しばらくぶりに運行再開をした水色の車体、
その姿は、今一度、新鮮な姿として映えそうです。

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2016/3/24 52型(4009F) 新井薬師前 ※営業前の試運転

昨今のコロナウイルス流行に伴う自粛ムードや、
今までの当り前を、逐一、警戒せざるを得ない雰囲気がある中で
こうして余暇時間を楽しむような電車の運行再開
どこかホッとさせるものがあると感じた次第です。
(勿論、気を緩めていけないのですが)

乗ることは、なかなか一手間がかかり

ハードルは高く感じる52席の至福ですが
こうして沿線から眺めるだけでも、充分に特別感を味わえる、
そう感じさせる運転再開後の姿でした。
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