西武2000系編成表(廃車回送一覧)

西武線撮り鉄レポ

西武2000系電車の編成一覧を紹介します。

新2000系の廃車一覧はこちら↓



冒頭で2000系の歴史について紹介し、後半で廃車の時系列をまとめました。
(長めの記事なので目次を活用してください)

この記事は随時更新中です。

西武鉄道の2000系電車の紹介と、その歴史を振り返る

西武2000系2007Fが注目される理由を解説【1/22 貸切ツアーと撮影会】
【デビュー時のイメージ】登場当時の2000系は6両編成のみだった

西武2000系電車は1977(昭和52)年に登場した4ドアの通勤型車両です。1977年から1988年にかけて122両が西武所沢車両工場で製造されました。

1977年当時における、これまでの701系や101系などの3ドアをメインとした車両運用から、4ドアがメインとなるきっかけを作った形式とも言えます。

西武2000系2007Fが注目される理由を解説【1/22 貸切ツアーと撮影会】
3ドアの101系(左)と4ドアの2000系(右)が西武球場前駅で並んだ姿(2004/7/26)

2000系は駅間距離の短い新宿線用の電車として、当初は6両編成のみが製造されましたが、1983年の各停8両化対応に伴い、2001F・2003F・2005F・2007Fの4編成が中間に2両を組み込んで8両編成化されています。
同時に2両編成も登場することとなり、2両・6両・8両と、バラエティー豊かな陣容となります。

田無事故で2編成8両が廃車に

西武2000系2007Fが注目される理由を解説【1/22 貸切ツアーと撮影会】
田無事故補充の4本は屋根上の四角い角形ベンチレーターが特徴(写真は2419F)

1986年3月には田無駅構内の追突事故により、2両編成の2415Fと6両編成の2017F、合計8両が廃車となります。
(編成組替がありましたが、便宜的に編成単位で記載します)

この事故による車両不足を補う為、6両編成の2031Fと2033F、2両編成の2417Fと2419Fが、それぞれ製造されました。


  • これら4本の2000系は、同時期に製造されていた新2000系の特徴を有する編成であり、外観では屋根上のベンチレーターが角形(四角)であることが見分けやすい特徴です。

登場から約20年で特別修繕工事を開始

西武2000系2007Fが注目される理由を解説【1/22 貸切ツアーと撮影会】
ひし形パンタで行き先表示が3色LEDの2007F(2007/4/27)

1996年からは特別修繕工事が始まり、外観ではスカート取り付け、表示器のLED化、8両編成のパンタ削減(編成6基から3基へ)などが行われています。
(編成によって特修の内容は大きく変わりますが、本記事では割愛します)

西武2000系2007Fが注目される理由を解説【1/22 貸切ツアーと撮影会】
短期的に池袋線に貸し出された2417F(2012/1/27)

イベントや貸切電車など、短期的な池袋線への貸し出しが稀に見られる事もありましたが、2000系電車は40年以上に渡って新宿線一筋で運用に充当してきた経歴があります。

30000系投入による代替として廃車が始ったのは、2015年のことでした。

2015年には経年による初の廃車編成発生も

西武2000系2007Fが注目される理由を解説【1/22 貸切ツアーと撮影会】
2000系の廃車第1号となったのは6両編成の2023Fだった(2015/10/1)

2015年度には6両5編成、30両の2000系が廃車されます。30000系投入により、いよいよ2000系にも置き換えの波が及んできたのです。一旦は廃車が中断されたかに見えた時期もありましたが、今日に至るまで多くの2000系が姿を消しています。

2022年2月現在、西武線上に残る2000系電車は合計38両(+横瀬のクハ2001を含めると39両)となっており、全盛期の3割程度にまで勢力は減少。

先に紹介した田無事故補充の4編成(2031F・2033F・2417F・2419F)については、車齢も若いことから、2000系グループの中では最後まで残ることが予想されますが、他の2000系車両についてはいつ廃車になっても不思議ではない状況です。

今後の西武2000系はいつまで見れる?廃車の時期は?

新型コロナウイルスの蔓延によって、社会の行動様式は変化し鉄道輸送に求められるニーズは刻々と変化し多様化が進んでいます。

西武鉄道でも2022年3月改正では、一部の列車において運転を取りやめるなど減便を行う旨のリリースが出ており、これに伴う保有車両の削減も考えられます。
(→2022年3月12日(土) ダイヤ改正を実施します - 西武鉄道

その場合、真っ先に候補として挙がるのは2000系であることは言うまでもないでしょう。


  • 6両編成は国分寺線、2両編成は新2000系と連結して10両運用などの活躍の場がありますが、8両編成の2007Fは先が危ぶまれるというのが正直なところです。

※2022/3追記 2007Fは4月に引退するとリリースされました。
2007F廃車回送 兼 引退ツアー列車!?過去にもあった3つの列車を振り返る
ありがとう2007F ヘッドマーク取付初日

2007F廃車回送 兼 引退ツアー列車!?過去にもあった3つの列車を振り返る

西武2000系2007Fが注目される理由を解説【1/22 貸切ツアーと撮影会】
車齢44年もなんのその、新宿線の花形運用「快速急行」に充当した2007F

直近では2000系2両編成2本をつないだ4両編成の運行を行うなど、2000系に注目するイベントも催行されました。
その数を減らしつつある西武2000系電車ですが、徐々に注目のスポットライトが当たり始めています。

2401Fと2403Fの2両編成を2つ繋いだ4両編成が、西武園線の特別運行に充当された姿(2021/12/19)
2401Fと2403Fの2両編成を2つ繋いだ4両編成が、西武園線の特別運行に充当された姿(2021/12/19)

2000系の廃車や完全置き換えの時期については明らかになっていませんが、残る車両の編成数を考えると、数年以内にその時はやってくることでしょう。

西武2000系廃車の時系列と、現状について

2015年度より開始された2000系の廃車を時系列でまとめています。

西武2000系の廃車状況

2015年度 6両5編成 30両

2023F(2015年10月)、2009F(2015年10月)、2013F(2015年11月)、2029F(2015年12月)、2025F(2015年12月)

田無事故に伴う編成組み換えのあった2023Fが廃車第1号として横瀬に回送されています。
2004年頃にかけて行われた(2031Fを含む代替新製グループを除く)特別修繕工事においては、2023Fは割と後期まで更新されずに残っていた編成でした。

2016年度 6両3編成 8両1編成 26両

2011F(2016年11月)、2005F(2017年1月)、2015F(2017年3月)、2019F(2017年3月)

8両編成に初の廃車編成(2005F)が発生します。

2017年度 0編成 0両

2017年度の西武2000系廃車はありませんでした。
この代わりか、9000系3編成が2017年度に廃車になっています。

2018年度 6両1編成 6両

2021F(2019年3月)

2年ぶりに廃車が再開しますが6両1本のみに留まっています。

2019年度 2020年度 0編成 0両

2019年度と2020年度については、2000系の廃車編成は発生しませんでした。

9000系の4両化に伴う車両運用が盛んな時期であり、これに伴う車両数確保だったのかもしれません。

※2017年度に続いて、9000系の廃車で2000系の廃車がいったん中断されたような格好でした。

2021年度 2両3編成 8両2編成 22両

2003F(2021年4月)2001F(2021年10月)、2407F(2021年10月)、2411F(2021年11月)、2401F(2022年2月)

4月に2003F、10月に2001Fと2407Fが廃車となりました。
これにより、2000系8両編成は残り1本(2007F)に。
11月に2411F、2月に2401Fが廃車されています。
2021年度には2両も3本が廃車されており、全車が健在だった2両編成も、いよいよその数を減らしはじめました。


2022年度 8両1編成(4月現在)

2007F(2022年4月)

公式に廃車時期が明らかにされていた2007Fが、2022年4月26日のツアー列車を持って引退しました。
前年の2003Fに引き続き、4月の同時期に廃車となっています。


西武2000系の編成表(2022年4月現在 30両)

西武2000系の6両編成 3編成18両

2027F、2031F、2033F

西武2000系の6.両編成2027F
6両3色LED
(2027F)
西武2000系の6両編成
6両フルカラーLED
(2031F・2033F)

西武2000系の2両編成 6編成12両

2403F、2405F、2409F、2413F、2417F、2419F

西武2000系の2両編成
2両幕
(2403F)

西武2000系の2両編成2413F
2両3色LED
(2413F)
西武2000系の2両編成
2両フルカラーLED
(2405F・2409F・2417F・2419F)

2015年9月までの西武2000系編成表

8両編成
2001F、2003F、2005F、2007F

6両編成
2009F、2011F、2013F、2015F、2019F、2021F、2023F、2025F、2027F、2029F、2031F2033F

2両編成
2401F、2403F2405F、2407F、2409F、2411F、2413F2417F2419F


※太字は、2022年4月現在の現役編成


引退イベントも活況だった西武2000系2007Fの来歴、簡単なまとめ

  • 1977/7 6両編成で竣工
  • 1983/11 8両化(モハ2307・モハ2308を4両目と5両目に追加)
  • 2001/8 特別修繕工事施工
  • 2009/3 シングルアームパンタグラフに換装
  • 2016/1 3色LED表示器から、幕式表示器へ換装
  • 2017/3 ライモラッピング貼付
  • 2019/4 ライモラッピング貼付終了
  • 2019/10 南入曽車両基地50周年ラッピング貼付
  • 2020/3 南入曽車両基地50周年ラッピング貼付終了
  • 2022/1 撮影会ツアーの臨時列車に充当
  • 2022/3 ラストラン装飾開始
  • 2022/4 2つのツアー列車を運転して引退

豆知識:編成の中での製造年次の違い

クモハ-クハの2両編成からなる一部の編成については、クモハの新製と既存車であるクハの組み換えによって組成された編成が存在します。

この為、2両編成の前後の車両で製造年次が異なる編成が存在します。
一例として、2413Fを取り上げてみます。

※2両編成以外にも組み換え編成は多数存在します。

西武2000系2003F横瀬へ廃車回送
AK-3を床下に搭載していた頃の #2413F

登場当初、昭和50年代の2000系は新宿線に6両編成のみの配置であり、これの一部編成を8両化するにあたって編成の組み換えが発生しました。

※当時の2001F~2007Fは6両編成で運行中

編成組替にあたっては、2001F~2033Fの6両17編成のうち、製造年次の浅い2031Fと2033Fの編成を解除しました。
初代2031Fと2033Fの編成を解除したことでねん出される中間モハ8両を、それぞれ2両ずつ2001F~2007Fに組み込んで、8両編成としています。

モハをねん出したことで余剰となるクハ4両(初代クハ2031・2032・2033・2034)についても組み換えが行われます。

時期を同じくして2両編成の新製もあり、一例として紹介したクハ2414については、初代2033F(昭和54年製造)の西武新宿方先頭車クハ2033を方向転換してクハ2414に改番されています。

※残る3両のクハについても、クハ2410・クハ2412・クハ2416(田無事故で廃車済み)へ組み換えが行われています。

  • 昭和58年に2413Fは新製されますが、新製されたのはクモハ2413号車のみであり、付随するクハ2414については初代クハ2033を改番した車両でした。
西武2000系2003F横瀬へ廃車回送
クモハ2413号車は昭和58年新製
西武2000系2003F横瀬へ廃車回送
クハ2414号車は昭和54年にクハ2033として新製

このように、編成の両端で製造年次が異なっています。

これら2000系の編成組み換えについては、6両から8両への組み換えと2両の新製、昭和61年の田無事故による廃車と組み換え、この事故による代替編成の新製…という複数の要素が絡んできます。

分かりやすくこれらの変遷を追うことは、毎度頭を悩ませる西武2000系の歴史の一部となっています。




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