2403F-2511F廃車回送【2000系幕車消滅】

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2000系最後の幕車として運行していた2403Fが、廃車のために横瀬へ回送されました。

新2000系4両編成の2511Fを連結して、6両編成で回送されました。

今回の廃車回送を持って、西武線の総車両数は予定通り1227両となりました。

ついに廃車回送された2403F(横瀬 2023.3.22)

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SSK
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横瀬駅に到着する2403Fと2511Fの廃車回送

2023年3月22日、新宿線で活躍をつづけていた2000系2403Fと、新2000系2511Fが横瀬へ回送されました。

2両と4両を繋げた、いかにも新宿線らしい編成で横瀬へ到着。

時刻は、おおむねお昼を少し過ぎたころ。

ダイヤ改正は5日前の3月17日に行われたばかりであり、今後の横瀬行きの回送の扱いも気にかかるところです。

横瀬4番線に停車し、少しの間をおいて入換進行が現示。

西武秩父方の10番線へ引き上げます。

2403Fと2511Fの廃車回送が横瀬に到着

10番線からは折り返して11番線へ。

廃車回送時に見られる、おなじみの光景でもあります。

11番線到着後は、程なくしてパンタが下げられました。

運転室搭載品を回収する乗務員さんの姿も見られます。

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なお、この廃車回送後に新宿線では「2-2-2-4」や「2-2-4」など、変則的な組成の列車が登場しており、話題となりました。

写真で振り返る2403Fのここ数年

2403Fは1983年3月の竣工。特別修繕工事は、2004年8月に施工→シングルアーム、3色LEDで出場。2000系2連のシングルアーム車は、2405Fに引き続き2本目。(2413菱→2411菱→2405シングル→2403シングルの順で出場)
※2004年8月の2403F出場時点で、他の2000系2連は全て未更新

引き続き、新宿線系統で運用され、2012年10月出場の際には3色LED→幕へ交換。同時期に、6連の2009Fも3色LEDから幕へ交換。
※2007Fの3色LED→幕化は2016年1月に行われており、時期は異なる。
※2000系のフルカラーLED化は2014年以降。

2451F-2403F-2011F(2013.1.29)

幕に交換されて間もないころの2403Fは、2013年の1月に2-2-6編成の中間に封じ込められて運行されました。

中間にはさまれる2403F(2013.1.29)

当時、幕を装備する2000系は他に多く存在していたものの、前パン幕車は唯一の存在。

注目度は、当時から高かったと記憶しています。

2403F-2509F(2013.9.27)

玉川上水と小平の区間運用に充当された2403F。

一昔前のダイヤでも小平~玉川上水で6両の運用があり、代走の際には2-4編成が入ることもありました。

高架化工事前の東村山駅と2403F(2015.3.16)

高架化工事前の東村山駅の乗り換え階段から2403Fを眺めてみます。

この頃の国分寺線充当編成は、南入曽から東村山に送られていたので、玉川上水から送られる2023年現在とは編成の向きが逆となっています。

”4”がズレていた特徴的な側面表記(2015.3.16)

クモハ2403の側面表記は、少し数字がずれていたのが特徴的でした。

2403F-2527F(2015.3.21)

国分寺線を走る2403F先頭の6両編成。

当時は6両編成の数も多かったので、2022~2023年現在より2-4編成の出現頻度は低かったように記憶しています。

2403Fによる各停所沢行き(2019.6.15)

2019年頃になると、それまで長らく8両だった各停所沢行きが10両化されて、2000系の8-2編成が充当されるようになりました。

多くの場合が2連は下り方連結でしたので、何回かアト打ちで撮影しに行ったりしました。

↑窓枠の検査表記も、晩年では西暦表記になっていたようです。

2403F先頭の回送列車、後ろは2401F(2021.12.20)

2021年の12月には西武園駅で実施されたイベントで、2401Fと2403Fの4両編成が西武園線を走行しました。

2000系が公式にも注目されたことで、いよいよなのかと危機感が募ったことを思い出します。

2403F-2059F(2022.5.21)

2022年界隈からは、土休日ダイヤに下り1本のみ設定されている快速急行運用に頻繁に充当するようになります。

何か約束事があるわけではないと思いますが、廃車の迫った編成が充当する確率の高さは特筆されます。

2403F-2059Fによる快速急行運用(2022.5.21)

※ありがたいファンサービスであると私は受け止めています。(ありがとうございます)

撮影会送り込みを兼ねた2403F-2083Fの回送(2023.2.10)

2023年2月には上石神井で2000系を4編成並べた前パン撮影会を実施。

これに伴い、2403Fは定期の回送電車として上石神井へ送り込まれていました。

2403Fと2055Fによる快速急行(2023.3.5)

2023年3月はダイヤ改正日の17日までに、土休日ダイヤが4日ありましたが、その4日間とも2403Fが快速急行運用に就いています。

  • 3/4 2403F-2055F→快速急行運用
  • 3/5 2403F-2055F→快速急行運用
  • 3/11 2083F-2403F→快速急行運用
  • 3/12 2083F-2403F→快速急行運用

正にお察しください状態でしたが、2403Fはダイヤ改正後も運用に就き、廃車回送当日である3月22日の朝ラッシュまで新宿線を走り抜けました。

まとめ:今回の廃車回送で2022年度の車両動静は一区切りか

2403Fと2511Fの廃車回送について書きました。

  • 2022年3月22日に2403Fと2511Fが横瀬に廃車回送された
  • 2403Fの廃車により2000系の幕車が消滅となった
  • 両編成の廃車により、車両数が1227両となり、公表されていた年度末の予定数と合致した


ということが分かりました。

2000系も、2両3編成、6両1編成、計4編成12両まで数を減らしました。

2023年度以降はサステナ車両も導入予定となっており、どのような車両運用となるのか注目されます。

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