2024年5月19日、西武国分寺線と拝島線に特急ニューレッドアロー号が入線しました。
国分寺線鷹の台駅では、親子向けイベント「ニューレッドアローでおしごと体験をしよう!」が開催されました。
鷹の台駅でのイベント後に、10000系は参加者を乗せたまま拝島駅まで運行。
当日の、西武10000系ニューレッドアロー号の様子をまとめます。
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こんにちは。
西武専門の鉄道マニアです。
趣味:西武線の写真をブログにまとめること
「ニューレッドアローでおしごと体験をしよう!」イベントの概要
西武鉄道では、2024年5月19日に、国分寺線鷹の台駅構内において「ニューレッドアローでおしごと体験をしよう!」を開催しました。
親子向けに、駅係員・乗務員のお仕事体験ができるもので、対象は小学生とその保護者です。
「ニューレッドアローでおしごと体験をしよう!」開催概要
- 2024年5月19日 9時45分頃~14時15分頃
- 西武国分寺線鷹の台駅・玉川上水車両基地
鷹の台駅でお仕事体験を実施し、ニューレッドアロー号で拝島線を走行、玉川上水車両基地で解散
鷹の台駅での「お仕事体験」は以下の通り。
- 車内放送体験
- 車内整備体験
- 列車運行図表作成体験
- ホーム放送・乗降確認合図体験
鷹の台駅でのイベント後は、臨時列車に乗り、拝島線を走行。
拝島駅で折り返して、玉川上水車両基地内で記念撮影を実施。オリジナルグッズをもらって、現地解散。
「ニューレッドアローでおしごと体験をしよう!」を開催します![西武鉄道公式PDF]
国分寺線と拝島線に入線した西武10000系 2024.5.19
鷹の台駅で開催されるイベントに合わせて、普段は国分寺線を走行しない特急ニューレッドアロー号10000系が、国分寺線を走行しました。
鷹の台駅に停車する10000系ニューレッドアロー号
鷹の台駅は、対向式ホーム2面2線を備える行き違い可能の駅です。(西武国分寺線は単線)
しかし、日中の時間帯においては、鷹の台駅における列車の行き違いがないため、上下列車が1つのホームに着発する様子が見られます。
今回のイベントは、鷹の台2番ホームの空き時間を上手に活用した、鉄道会社らしいイベントと言えるでしょう。
鷹の台駅でのイベントは、9時45分頃から12時過ぎにかけて行われていたようです。
一般の乗客の皆さんも、興味深そうにイベントを眺めている姿が見られました。
奇しくも、この日は、小田急8000形のサステナ車両第1号(8261F)が西武線に向けて発送された当日でした。
サステナ車両(小田急8000形)は国分寺線に導入が予定されています。
そう遠くない将来に引退が予定されている黄色い電車と、旧型となった特急電車の並びということで、鷹の台駅での光景は印象的なものとなりました。
拝島駅に到着する10000系ニューレッドアロー号
鷹の台駅で参加者を乗せた臨時列車は、国分寺線を小川駅まで走行。
小川側線で折り返して、拝島線の終点である拝島駅まで運行されています。
拝島駅では、おおむね10分ほどの折り返し時間が設けられています。
拝島駅停車中には、参加者らを歓迎する場面も。
車内も、車外も、穏やかなムードが演出されており、素敵なサービス精神に脱帽した次第です。
6両停止位置に特急の顔が来ると、過日の5000系を少し思い浮かべてしまうものです。
遠い未来、6両停止位置にラビューの顔が来たとしたら、10000系や5000系を思い浮かべるのでしょうか。
今日のメインは、拝島入線の証拠写真。
撮影直後の満足度が高いのは沿線の編成写真ですが、10年後に見返して気に入るのは、こういった写真だったりします。
なお、国分寺線にレッドアロー入線というと、2015年の120周年記念列車が思い起こされます。
当時の記録を少し紹介しました。
10000系臨時電車のまとめ
国分寺線と拝島線を走行した10000系について書きました。
- 2024年5月19日に、鷹の台駅で親子向けの「おしごと体験」イベントが実施された
- イベント実施に合わせて、普段は入線しない特急車両10000系が国分寺線と拝島線で運行された
- イベント列車の10000系には、10112Fが充当された
ということが分かりました。
西武新宿線では、2026年度に新しい有料着席サービスの導入を予定しており、特急10000系の退役についても具体的な数字が見え始めました。
サステナ車両も間もなく西武線にやってきて、黄色い電車を置き換えていきます。
今ある光景を大事にしたいものだと、あらためて感じるところです。