2022年2月9日、西武2000系2両編成の2401Fと、新2000系4両編成の2519Fが横瀬へ回送されました。
横瀬駅到着後は、2編成とも横瀬車両基地の無架線地帯に押し込まれており、6両すべてが廃車になるものと見られます。
西武新2000系4両編成の廃車は今回の2519Fが1本目となり、初の廃車となりました。
新・旧2000系を連結した6両編成の廃車回送
飯能から横瀬で先頭を務めた新2000系は、新宿線系統で活躍する2519Fでした。
新2000系は、2両・4両・6両・8両を組み合わせ、本線から支線まで幅の広い運用につく姿が見られます。
新2000系の廃車は2016年より開始されており、2097Fと2063Fの8両2本がこれまでに廃車されています。
新2000系廃車編成一覧
8両 2097F…2016年9月
8両 2063F…2021年11月
4両 2519F…2022年2月
今回の2519Fは新2000系4両初の廃車となり、新2000系としては3本目の廃車編成となりました。
後ろに続く2000系の2401Fは、2両編成のトップナンバーです。
西武2000系電車は全編成が新宿線系統で活躍しており、2両・6両・8両の編成パターンがあります。
2000系については、新2000系より製造年次が古いこともあり、2015年より段階的に廃車が進められてきました。
今回の2401F廃車により、122両あった2000系は残り38両となりました。
近年は急速にその数を減らしています。
横瀬に到着した廃車回送の西武2000系2401Fと新2000系2519F
6両編成の廃車回送編成は、横瀬到着後に無架線地帯へ押し込まれていました。
横瀬到着後の入換は、通例であればすぐに開始されますが、今回はやや遅めの入換だったようです。