西武2000系 2033F 廃車回送

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2022年8月23日に新宿線所属の2000系2033Fが横瀬へ廃車回送された

田無事故代替の編成群(2031F・2033F・2417F・2419F)に初の廃車が発生した

2022年度の西武鉄道では新車30両と、廃車70両を予定しており、2022年8月時点での進捗は以下の通り
新車:10/30 → 残り20両導入
廃車:32/70 → 残り38両廃車

現役時代の2033F(未更新)による準急西武球場前行き(2006.4.18)

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SSK
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西武専門の鉄道マニアです。
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横瀬付近を通過する2033Fの廃車回送

横瀬手前の直線を駆け抜ける2033F

2022年8月23日の廃車回送当日は、午前まで新宿線の運用に就いた2033F。

横瀬への回送は、ちょうどお昼を過ぎた頃でした。

  • 2000系2033Fは田無事故により廃車となった2017Fと2415Fの代替編成
  • そのため、他の2000系より5~10年ほど経年が浅いことが特徴

初期製造編成
2001F~2029F(1977年~1979年)
2401F~2415F(1983年)

田無事故代替編成
2031F・2033F・2417F・2419F(1987年~1988年)

田無事故代替の4編成の特別修繕工事は、2000系列の中でも一番最後に施工されており、2000系でありながら自動放送が流れることも特徴。

2000系でフルカラーLEDが搭載されているのは、2両編成と田無事故代替の4編成のみでした。

横瀬に到着し、車両基地へ入換を行う2033F

2022年8月現在の2033Fは、経年の浅いグループに属する2000系電車でした。

現存する最も古い2027Fと比較すると、9年ほど車齢の差があります。

  • 2027F(1979.5製造)→営業運行中
  • 2033F(1988.1製造)→廃車

検査の期限など様々な事情があるものと思いますが、約9年も車齢の若い編成が先に廃車されたことは特筆されます。

もっとも、近年では同時期に製造された新2000系の廃車も進行しているため、”2000系列であれば、いつどの編成が廃車になっても驚かない”ような状況であることも確かです。

現役時代の2033F

快速急行運用に充当した2033F(2006.4.18)

2033Fは2007年1月に特別修繕工事を受けて武蔵丘車両検修場を出場しています。

外観では、スカートの取り付け、ひし形→シングルアームパンタ、幕→3色LEDへの交換が目立った内容となりました。

特別修繕工事後の2033F(2012.6.10)
ベンチレーターが無くなり、屋根上がすっきりした2033F(2021.3.5)

2033Fは新2000系と製造時期が重なることから、屋根上のベンチレーターが角形(四角のタイプ)であったことが特徴でしたが、2014年に撤去されています。

フルカラーLED化が2000系にも波及した2014年 ※写真は2031F(2014.9.17)

2014年9月頃からは2000系2連と2031Fと2033FにフルカラーLEDが搭載され始めました。

この時点で多く残っていた8連と6連の2000系にフルカラーLEDは搭載されず、今後の大枠の車両運用が想像できたことを思い出します。

しかし、当時のあの想像は、今回こうして見事に打ち砕かれたものであり、月日の経過や様々な社会情勢の変化に思いを馳せてしまいます。

2033Fの廃車回送についてまとめてみた感想

西武2000系2033Fの廃車回送について書きました。

  • 2022年8月23日に2033Fは南入曽車両基地から横瀬車両基地へ廃車回送された
  • 当日の2033Fは午前まで新宿線の運用に就いていた
  • 9年ほど車歴の差がある2027Fが残り、新しい2033Fが廃車された


ということが分かりました。

2033Fの廃車を反映して、以下↓の記事も更新を行いました。

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