2007/5/22 保谷工臨1871レ その2【E31形PP貨物】

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2010年まで西武鉄道で活躍したE31形電気機関車の活躍を紹介しています。

その中でも、武蔵丘車両基地を出発して保谷駅を着駅とする、通称「保谷工臨」の紹介となります。
(※2008年6月まで見られたE31形電気機関車牽引による貨物列車(工事臨時列車=工臨)です。)

保谷工臨の武蔵丘車両基地出発は22:50頃でした。

  • 編成は機関車のE31形と、貨車であるホキ81形とトム301形によって組成され、
    機関車は、往路復路共にPP(プッシュプル)による牽引となります

プッシュプルで組成された保谷工臨
トム301形
ホキ81形


作業内容としましては、武蔵丘車両基地の出発前までにホキに新しいバラスト(敷石)を積載し、保線を必要とする箇所においてホキに積んだバラストを線路に補充します。
それと同時に、古くなったバラストをトムに載せて持ち帰る、というものでした。

保谷駅までは電気機関車E31形が牽引し、保線箇所まではモーターカーがホキとトムを、それぞれ牽引する方式でありました。

  • 2007年の保谷工臨では、E31形は現場に向かうことは無く
    夜半の保線作業中は、保谷構内にて留置されます。

保谷構内にて夜を明かしたE33号機

    保谷工臨では、後補機の機関車のパンタの上げ方が通常と異なる点が特筆されます。
    保谷構内における留置位置の架線終端の関係から、下り1871列車の飯能までは
    進行方向前寄りのパンタを上げ、後寄りのパンタを下げとして運行されていました。


保谷構内のE31号機、左側に架線終端標識が見える
飯能までの1871レ 後補機は後部のパンタを下げて運転
※参考 後補機の後部パンタは上げるのが定位だった

復路は、保谷を4:30頃に出発して武蔵丘車両基地を目指します。
往路とは異なり、ホキの積み荷は空となり、トムには古くなったバラストが積まれています。
武蔵丘車両基地到着後は日中帯にバラストの積み下ろしを行い、次の運転に備えます。

運転日は、基本的に往路が月・水・金の終電間際と、
復路が火・木・土の始発前、というパターンでした。

一度運転されると、数週間から2~3カ月程度にかけて設定されることもしばしば見られるのが、保谷工臨や上石神井工臨の特徴でもありました。

保谷工臨1871レ その2【E31形PP貨物】

所沢~西所沢を通過するトム6ホキ3の保谷工臨

夜も明けきらぬ所沢駅界隈を通過するE31形の保谷工臨。
通過の数分前までは奇麗な朝焼けだったのですが
通過時には、残念ながら曇り空となってしまいました。

後補機の、特徴的なパンタの上げ方は
このカーブでの構図で、特に分かりやすく捉えることが出来ました。



北飯能信号場を通過するトム6ホキ3の保谷工臨

飯能駅でスイッチバックを行い、今度はE33号機が先頭に変わります。
北飯能信号場では、薄日の射す中を通過していきました。


  • 後補機のパンタの上げ方もいつも通りになりました

武蔵丘車両基地に到着したE31形保谷工臨

武蔵丘に到着したE31形の工臨編成。
車両基地に留置される顔ぶれも、今となっては少し懐かしい雰囲気です。

副都心線直通を翌年に控えた頃合いでしたが
銀顔の6000系は、まだまだ数多く残っていました。

武蔵丘車両基地内で入換を行うE31形とトム6両ホキ3両

到着から、マミーマート脇への入換作業。
いつもの、おなじみの光景となります。


  • 日ごとの作業や、構内都合もあったのかと推測します。


保谷工臨1871レ その2【E31形PP貨物】のまとめ

  • E31形のPP(プッシュプル)編成による保谷工臨が運転された
  • 充当はE33号機とE34号機で、貨物はトム6ホキ3だった
  • 到着後は武蔵丘車両基地内で入換が行われた



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