ひがしむらやま偏愛鉄道MAPを執筆しました【むらのわ取材後記】

┣西武線を知る
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東村山市の魅力を詰め込んだ情報冊子「むらのわ」に、ひがしむらやま偏愛鉄道MAPが掲載されました

この記事の取材・執筆を、当ブログの著者が担当いたしました

誌面では紹介しきれなかった見どころや取材の感想などを、東村山の皆さんに向けて詳しく紹介します

むらのわvol.6からサイズが少し小さくなりました
むらのわvol.6からサイズが少し小さくなりました

↓この記事を書いた人

こんにちは!

東村山の居住歴が約30年の鉄道マニアです。

東萩山小学校と第三中学校で西武新宿線を眺めていたら、マニアになってしまいました。

著者情報

  • Rail Logという西武線のブログを運営している
  • テレビ番組に映像提供や、AERAにインタビュー掲載等の実績アリ
  • 東村山に30年以上住み、東村山地域ライター1期生として活動している
  • 個人事業主として、ブログ制作やホームページの管理受託などを行っている
ノンビリ派の鉄道マニアがお届けします
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東村山の情報冊子 むらのわ について

「むらのわ」は、東村山の歴史や文化、グルメ、イベントなど、さまざまな見どころを掲載した約10ページの冊子です。

サイズは、おおむねA5サイズで、嬉しい無料配布。

気軽な気持ちで手に取ることが出来ます。

東村山公式ホームページ - むらのわ

むらのわ公式Instagram

東村山市が公式に発行している情報冊子

むらのわは東村山商工会と、東村山市が発行しており、自治体公式の冊子であることも特徴です。

特に東村山市に住む人や、東村山のまちづくりに携わる人々へのインタビュー記事は、東村山の「人」に魅力を感じる内容となっています。

むらのわは、東村山を訪れる人や、東村山に興味を持っている人にとって、東村山の魅力をより深く知ることができる情報冊子です。

発行は年に1~2回程度

発行は毎年3月頃の年に1回ペースでしたが、今回発行されたvol.6は2023年9月に発行されました。

以下が、むらのわの発行データです。

号数発行年月特集名リンク
創刊号2019年3月わたしのとっておきの場所むらのわ創刊号[PDF]
vol.22020年3月ママもパパも楽しい!外あそびのススメむらのわ vol.2[PDF]
vol.32021年3月新しい働き方と、自分らしい生き方むらのわ vol.3[PDF]
vol.42022年3月この度、自分事業はじめました。むらのわ vol.4[PDF]
vol.52023年2月暮らしを支える、まちの仕事場へむらのわ vol.5[PDF]
vol.62023年9月-むらのわ vol.6[PDF]

市内各所で無料配布されています

むらのわは市内各所(東村山市役所など)で無料配布されていることも特徴です。

インターネットから閲覧することも可能です。

東村山市 むらのわ まとめ

  • 無料(インターネットで閲覧も可能)
  • 東村山市商工会・東村山市が発行
  • 東村山の歴史・文化・グルメ・オススメ情報を掲載した情報冊子
  • 東村山の「わ」を伝える冊子として、東村山の魅力がたくさん詰まった一冊

主な配布場所:東村山市役所、東村山駅西口ワンズタワー2階 サンパルネ内「産業・観光案内コーナー」、東村山市内各図書館、東村山市内各公民館など

むらのわ vol.6が2023年9月に発行

むらのわ vol.6が2023年9月に発行

2023年9月、むらのわ vol.6が発行されました。

今号より特集が複数組まれる形となりました。

内容は以下に紹介する通りです。

むらのわ vol.6特集一覧

  • 日常採集 in 東村山駅西口
  • ひがしむらやま偏愛鉄道MAP
  • 無性にナポリタンが食べたくなったらどこに行く?
  • 肉屋の揚げものは、なぜウマいのか。
  • スナック探訪記
  • はじめましての新しいお店

Rail Logの著者が“ひがしむらやま偏愛鉄道MAP“を執筆

この内、当ブログの著者が、ひがしむらやま偏愛鉄道MAPを担当させていただきました。

こちらの特集は、あくまで個人の主観に基づいた、東村山市内の鉄道スポットを紹介する記事です。

30年以上ものあいだ東村山に住み、小中学生から鉄道にカメラを向けてきた著者だからこそ知っている「偏愛」を詰め込みました。

(くめがわ電車図書館を紹介し、東村山駅では高架化が進んでいます、といった凡庸な内容をゴールとしておりません。)

ひがしむらやま偏愛鉄道MAPの取材後記と、載せきれなかった写真など

今回の記事についてお話をいただいたのは、2023年5月のこと。

6月打ち合わせ、7月2日取材撮影、8月キャプション作成、そして9月に発行という流れです。

各写真のキャプションは、一度書き上げたものの「偏愛」が表に出ておらず差し戻し。すべてリライトしています。

自分をセーブせずに、もっと自分の好きな思いや当時の熱量を文章にぶちまけるべきというアドバイスをいただき、目が覚めたような思いになりました。

(むらのわ企画制作を担当されるハチコク社様、その節はご迷惑をおかけいたしまた。ありがとうございます。)

紙媒体ゆえの文字制限に悪戦苦闘

各写真へのキャプション作成は、あまりうまく進みませんでした。

私は、主にブログやSNSなどでコンテンツを作成しています。

特に、ブログは長ければ長いほど(詳しければ詳しいほど)、有利な媒体です。

しかし、むらのわのキャプションは、各写真100文字以内程度とのこと。

長く、詳しく、ということに特化すると、短く要約することが苦手にもなり得ることに気付きました。

偏愛すぎても、まったく伝わらなくなる問題

ひがしむらやま偏愛鉄道MAPの企画が決まった際、紹介スポットの取捨選択も頭を悩ませました。

マニアックすぎても、分からない。

ポピュラーすぎても、つまらない。

このあたりの、微妙な線引きはどうも上手に言葉に出来ません。

ちなみに、惜しくも選考から漏れたポイントはこんな感じです。

ひがしむらやま偏愛鉄道MAPに載せきれなかったスポット

  • 八坂駅から見える富士山
  • 二瀬橋の歴史
  • 池袋線車窓から見えるトトロの森17号地
  • 東村山駅西口「停車場の碑」

東村山7号踏切をどう撮るか迷った葛藤

偏愛鉄道MAPの取材日は2023年7月2日、よく晴れた一日でした。

企画制作のハチコク社さんと、他の特集を担当されるライターさんと、私、3名で西武線行脚。

村7踏切は、ズームで寄るべきか、ワイドに引くべきか、あれこれ頭を悩ませてしまいました。

結局は、新緑ナメの村7踏切という構図に落ち着きました。

東村山7号踏切は、車両通行禁止の小さな踏切ですが、とても雰囲気のある場所だと思っています。

踏切の向こう側に広がる八国山緑地を眺めていると、ノンビリとした時間が流れます。

むらのわ誌面では載せきれなかった「踏切の名称」は、こんな感じで記されています。

ここは、東村山7号踏切、略して村7。

最寄り駅の漢字1文字+駅ら数えた踏切の順番という組み合わせによって、規則性が保たれています。

最寄り駅の漢字の不思議

たとえば、東村山駅は「」が用いられますが、久米川駅は「」が用いられます。

萩山駅は「」、八坂駅は「」。

小平市になりますが、小川駅は「小川」、小平も「小平」と2文字で表記されたり…

(どのような法則性があるのかは解明しきれませんが、こういったことを突き詰めていくと鉄道マニアになるので注意が必要です。)

踏切番号が飛ぶ不思議

西武園線の各踏切には村1~9まで番号が振られていますが、4番と6番は欠番となっています。

これは、過去に存在した踏切が、廃止となったためです

今後、東村山駅の高架化が進められると、更に踏切は減少し、村1・2・3号踏切が廃止されます。

東村山駅から一つ目の踏切が「村5」踏切となる日も、そう遠くはありません。

このような事情をひとつ知っていると、見慣れた景色も少し違って見えるかもしれません。

(なお、重ね重ねですが、こういったことを突き詰めていくと鉄道マニアになるので注意が必要です。)

村7踏切は、実は鉄道マニアにとって最高の撮影地だったりもします。

珍しい電車が走る時には、マニアが大挙して押し寄せる場所です。

その際にはご迷惑をおかけしてしまいますが、なるべく静かにしますので、ご容赦いただけると嬉しいです。恐縮です。

本当のオススメは多摩湖の星空でした

誌面では、多摩湖から望む朝焼けと西武線の写真を載せました。

ただ、実は本当のおすすめは、冬の夜半に見上げる多摩湖の星空です。

冬場の多摩湖堤防は、快晴の午前2時から3時ころがオススメ。

吸い込まれそうな黒い湖面と星空には、恐怖心すら覚えます。

画像中央左手にオリオン座。

地球全体が、ゆっくりと動いている様子を感じ取ることが出来ます。

ほどなくして夜が明けると、始発電車がやってきます。

防寒対策は十分しましょう。

多摩湖の朝焼けと西武線のコラボは、何度も挑戦しているテーマではあるのですが、まだ納得できる1枚に巡り合えていません。

2023年の冬も、多摩湖には訪れてみようと思っています。

西武園駅と花火、載せきれなかった写真

(2004.8.14撮影)

西武園花火と電車の写真は、2004年から撮り続けてきました。

その年によって花火のメニューが違うので、いろいろと楽しむことが出来ます。

(2012.8.9撮影)

最近では駅ホームからの見物や撮影者なども増えてきました。

電車が着発するホーム上ですので、花火に夢中になりすぎないよう注意が必要です。

(2012.8.18撮影)

2012年の青色の花火は、とても涼しげでした。

(2016.8.13撮影)

駅からでは飽き足らず、新青梅街道の陸橋からも狙ってみました。

この1枚のために、何度通ったことでしょうか。

(2019.8.10撮影)

結局、ホームから眺めるのが一番キレイですね。

花火終了後の西武園駅ホームは、人で溢れ、活気のある様子が見られます。

2023年となった現在では、また情勢も異なりますが、2024年以降もどのような景色が広がるか楽しみでなりません。

お知らせ:おすすめ記事や、著者のSNSなど

むらのわの取材後記をご覧くださいまして、誠にありがとうございました。

せっかくですので、Rail Logの他の記事もいかがでしょうか。

どなたにも親しみやすい、東村山に関連する記事を以下にまとめておきました。

(ここに紹介する以外の記事はマニアックなものばかりなので、読まなくてもOKです)

鉄道マニアではなくても楽しめるRail Logのオススメ記事

サイクリングロード沿いの桜と多摩湖線

萩山駅付近から武蔵大和付近にかけて、多摩湖線と並走するサイクリングロード。

春満開の様子を紹介しました。

桜の時期には、こちらの記事を参考にぜひお散歩してみてください。

2020/12/29 東村山市くめがわ電車図書館の大掃除【ボランティア】

偏愛MAPでは紹介しませんでしたが、電車図書館の活動にも少しだけ参加しています。

2020年の年末に、大掃除を行った時の様子です。

2020/12/29 東村山市くめがわ電車図書館の大掃除【ボランティア】
2020年12月29日、東京都東村山市グリーンタウン美住の「 #くめがわ電車図書館 」にて年末恒例となった大掃除が実施されました。「くめがわ電車図書館」は西武鉄道の101系電車の廃車体を再利用した、東村山市の地域文庫です。 車体の元をたどる...

動画で解説 東村山市児童館子どもフェスタ 5インチゲージのミニ新幹線を運転

毎年6月に富士見児童館で行われる子どもフェスタでは、ミニ新幹線に乗車できるほか、乗車記念カードのプレゼントがあります。

小さなお子様がいらっしゃる方は、ぜひ遊びに来てください。

ミニ新幹線以外にも、多くのイベントが行われています。

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まとめ:むらのわ vol.6を読んでもらえると嬉しいです

むらのわ vol.6の紹介と、特集「ひがしむらやま偏愛鉄道MAP」の取材後記について紹介しました。

趣味で続けていたブログでしたが、自治体公式の紙媒体と結びつくとは夢にも思っておりませんでした。

この貴重な機会には、何度感謝しても感謝しきれません。

皆さまが「むらのわ vol.6」をお手に取っていただけたのであれば、とても嬉しく思います。

この度は、誠にありがとうございました。

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