本線で活躍した新101系277Fが、お色直しの上、流鉄に譲渡されました。
流鉄では5000形5003編成として活躍しています。
武蔵丘出場は終電後、深夜の出発となり、
電車牽引により小手指まで回送されています。
この記事の目次
2011/10/10 元277F流鉄5003F 深夜の出場回送
当日の様子について順を追って紹介します。
武蔵丘→飯能 241F+277F(流鉄5003F)
武蔵丘の出発は深夜1時頃でした。
飯能までは241Fが先頭を務めます。
277Fは方転されており、
編成の向きが逆になっています。
(パンタ付きクモハが池袋方になっている)
飯能 上り方に263Fを連結し、241Fを切り離し
飯能到着後は、すぐに連結を解かれています。
当時の飯能夜間留置の顔ぶれ。
種別と行き先の表示窓には、何も入っていない様子が見て取れました。
電連も撤去されています。
後に、小手指での入れ替え時
仮設のヘッドライトを乗務員室内より点灯する姿が見られるのですが
飯能場面では、設置されている様子はありません。
上り方には263Fが連結されました。
241Fを解放し、263Fとの6両で小手指を目指すことになります。
飯能→小手指 263F+277F(流鉄5003F)
3時前には小手指に到着となりました。
263Fは自連で牽引していますが
241Fは密連で武蔵丘→飯能を牽引していますので
277Fは前後で異なる連結器で出場していたことになります。
小手指から基地への引き上げは263Fの推進運転でした。
先頭には、仮設のヘッドライトが置かれています。
飯能までの牽引を務めた241Fも後を追って小手指に到着しました。
これで一連の流れが終わることになります。
この後は、2011年10月17日に流鉄へ甲種輸送の段取りが組まれ
西武線から旅立っていきました。
動画
当時の動画が残っていたので、繋いでみました。
まとめ
- 池袋線で活躍した277Fは流鉄5003Fとなり譲渡された
- 武蔵丘からの出場は深夜で、241Fと263Fが牽引した
- 277Fの西武線内の輸送では密連と自連、前後で異なる連結器を装備していた