埼玉西武ライオンズファンにはたまらない、西武鉄道のライオンズラッピング電車が西武池袋線と新宿線などで走行中です。
西武球場前駅へ向かう道中も、特別なラッピング電車で試合への期待感を盛り上げましょう!
詳しい情報や乗車方法を、鉄道マニアが詳しく紹介します。

西武線で走行する「L-train」(エルトレイン)は、埼玉西武ライオンズの選手を側面にあしらった、10両編成のラッピング電車です。
2010年7月に初代L-trainの運行が開始され、2023年現在は三代目L-trainが池袋線系統と新宿線系統で運行しています。
記事前半では、現行の三代目L-train(2023年~ver.)の乗り方や、車内外のデザイン等を選手ごとに紹介します。
後半では、過去に見られた、初代L-trainと二代目L-trainの姿も紹介します。

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こんにちは。
西武専門の鉄道マニアです。
趣味:西武線の写真をブログにまとめること
L-train(エルトレイン)とは?これまでの歴史を解説

西武鉄道で走行するL-trainは、ライオンズのチームカラーであるレジェンドブルーが一面にラッピングされ、ロゴなどの装飾が行われた電車です。
2023年現在は、三代目L-trainが走行しており、ラッピングや装飾などには年代ごとに幾つかのバージョンが存在します。
ここからは、それぞれの年代ごとに見られたおおよその外観を紹介していきます。
2018年1月〜(三代目L-train運行開始)

現行の三代目L-trainは、2018年1月に運行を開始しました。
電車の前面と側面にライオンズのロゴをあしらったもので、この時点では選手のラッピングなどは施されていませんでした。

側面デザインはこのような具合。

号車表記も野球ボールを模したものに改められています。

ちなみに、ラッピング前の電車はこんな具合のデザインで、シルバーの車体に青の帯を巻いた電車でした。(西武20000系)
2020年3月~70周年デザイン

2020年3月からは、ライオンズ70周年を記念した装飾に切り替わりました。
電車の前面には、専用の70周年記念ヘッドマークが掲出されています。

側面には、ライオンズで活躍した歴代の選手がラッピングされました。
また、70周年デザインのL-trainが走り始めた2020年は、新型コロナウイルスが流行した年でもあります。
無観客試合などにより、ほとんどのイベントを実施することができなかったため、ライオンズ70周年イベントは、2021年も引き続き実施することとなり、電車のラッピングもこれに応じる形で2020年から2021年の約2年間走行しました。
2021年10月 松坂大輔投手引退時にもL-trainでイベント実施

2021年10月の松坂大輔投手引退試合の際にも、L-trainが活躍しています。
当日は、ベルーナドーム最寄駅の西武球場前駅5番ホームにL-trainを留め置いており、一時的に「18番ホーム」となった会場は大いに盛り上がりました。

L-trainのライオンズ70周年デザインでは、松坂投手もラッピング選手として採用されていました。
引退試合の当日は、多くの引退を惜しむメッセージがファンから寄せられていました。
行き先を表示する部分も”ありがとう松坂”という表記になっています

「ありがとう」「おつかれさま」などの言葉が目立ちました。
多くの方が、松坂投手の頑張る姿に胸を打たれたことが伝わります。

引退試合が開催された当日、西武球場前駅の発車案内には、駅員さんからの特別メッセージも掲出されていました。
2022年1月 現役選手デザインその1

2022年1月からは、また新たなデザインとなりました。
このバージョンから、現役選手が電車の側面にラッピングされるようになっています。

ちょっと見づらいのですが、ラッピングはこんな感じでした。
1車両につき、2人の選手がラッピングされています。

三代目L-trainのデザインが一新!2022シーズンの活躍が期待される選手たちが勢ぞろい!(埼玉西武ライオンズ公式)
1号車(栗山選手・中村選手)
2号車(源田選手・外崎選手)
3号車(高橋投手・今井投手)
4号車(森選手・山川選手)
5号車(金子選手・川越選手)
6号車(増田投手・平良投手)
7号車(呉選手・愛斗選手)
8号車(平井投手・森脇投手)
9号車(若林選手・岸選手)
10号車(渡邉投手・松本投手)
2023年3月 現役選手デザインその2

2023年3月からは、さらにデザインが変更されました。
1車両につき、掲出される選手が1名となり、1号車には松井稼頭央監督がラッピングされたことが特筆されます。

こちらが1号車にラッピングされた松井稼頭央監督です。

三代目L-trainのデザインをリニューアル!(埼玉西武ライオンズ公式)
L-train各号車のラッピングデザイン(2023年ver.)
ここからは、L-trainにラッピングされたデザインを、より詳しく見ていきます。
1号車:松井稼頭央監督 77

1号車は、松井稼頭央監督。
監督がL-trainにラッピングされるのは初となります。
L-trainラッピング履歴:松井稼頭央監督
2022年:(該当なし)
2023年:1号車(監督のラッピングは初)
2号車:源田壮亮 6

2号車は源田壮亮選手。
2022年デザインでも、2号車にラッピングされていました。
L-trainラッピング履歴:源田壮亮選手
2022年:2号車
2023年:2号車
3号車:高橋光成 13

3号車は、高橋光成投手。
2022年デザインでも、3号車にラッピングされていました。
L-trainラッピング履歴:高橋光成投手
2022年:3号車
2023年:3号車
4号車:今井達也 48

4号車は、今井達也投手。
2022年デザインでは、3号車にラッピングされていました。
L-trainラッピング履歴:今井達也投手
2022年:3号車
2023年:該当なし(2023年5月まで)→4号車(2023年6月~)
4号車につきましては、2023年6月より山川穂高選手から、今井達也投手にラッピングが変更されています。

L-trainラッピング履歴:山川穂高選手
2022年:4号車
2023年:4号車(2023年5月まで)→2023年6月以降は該当なし
5号車:平良海馬 61

5号車は、平良海馬投手。
2022年デザインでは、6号車にラッピングされていました。
L-trainラッピング履歴:平良海馬投手
2022年:5号車
2023年:6号車
6号車:外崎修汰 5

6号車は、外崎修汰選手。
2022年デザインでは、2号車にラッピングされていました。
L-trainラッピング履歴:外崎修汰選手
2022年:2号車
2023年:6号車
7号車:水上由伸 69

7号車は、水上由伸投手。
2022年デザインでのラッピング実績はありませんでした。
L-trainラッピング履歴:水上由伸投手
2022年:該当なし
2023年:7号車
8号車:栗山巧 1

8号車は、栗山巧選手。
2022年デザインでは、1号車にラッピングされていました。
L-trainラッピング履歴:栗山巧選手
2022年:1号車
2023年:8号車
9号車:増田達至 14

9号車は、増田達至投手。
2022年デザインでは、6号車にラッピングされていました。
L-trainラッピング履歴:増田達至投手
2022年:6号車
2023年:9号車
10号車:中村剛也 60

10号車は、中村剛也選手。
2022年デザインでは、1号車にラッピングされていました。
L-trainラッピング履歴:中村剛也選手
2022年:1号車
2023年:10号車
L-trainの車内はどうなっている?オリジナルの座席デザインに注目!

L-trainの特徴は、電車の外側のラッピングだけではありません。
車内にも、随所にライオンズの要素が散りばめられていますので紹介します。
L-trainの座席は専用のデザイン(奇数号車・偶数号車によって違いアリ)

L-trainの車内でもっとも特徴的であるのは、座席の背もたれ部分のデザインです。
奇数号車(1・3・5・7.9号車)には、ライオンズを象徴する「L」のイニシャルマークを採用しています。

偶数号車(2・4・6・8・10号車)は、プライマリーマークとワードマークが交互に配置されています。
(イニシャルマーク等の呼称については、公式サイトを参照しました。↓)
引用:https://store.seibulions.jp/catalog2023/topics/property/
L-trainの座席には隠れた遊び心?があります

座席の背もたれ部分が号車ごとに異なるのは紹介した通りですが、一部座席には「イニシャルマークの中にプライマリーマークが紛れている座席」があります。
お客さんが座っていると見つけにくいのですが、L-trainに乗車した際は、ぜひ探してみてください。

床には野球ボールのワンポイント

座席の足元には野球ボールのステッカーが貼付されています。

あまり目立たない大きさではありますが、足もとのワンポイントとなっています。
車両間の貫通扉にもロゴがあります

車両のつなぎ目にあるドア(貫通扉)にも、実はロゴが入っています。

白のステッカなので非常に見えづらいのですが、こちらも合わせてチェックしてみてください。
西武線のL-trainはどこを走っている?見たい/乗りたいときに探す方法

埼玉西武ライオンズの要素が詰め込まれた西武線のL-trainですが、どこに行けば見たり乗ったりすることが出来るのでしょうか。
以下に、鉄道マニアの観点から紹介します。
出会える可能性が高いのは所沢駅

L-trainは、池袋線系統(池袋~飯能)と、新宿線系統(西武新宿~本川越・拝島)に、それぞれ1編成ずつ配置されています。
このため、両線が着発する、所沢駅が一番遭遇率が高い駅と言えます。

ただし、L-trainの運転される時刻やダイヤは固定されておらず、日ごとにバラバラです。
曜日なども固定されておらず、運が悪いと点検や整備を行うために運行されない日もあります。
(小手指などの車庫で、終日お休みの日があります)

なお、事前に西武線アプリを使えば、アプリを開いた時点での運行情報を知ることが出来ます。
時刻や行き先などを、あらかじめ確認することが出来るので、ぜひ活用してみてください。
L-trainの電車アイコンは、とても分かりやすく表示されるので、すぐに見つけることが出来ます。
小手指行きや新所沢行きの場合は、終点到着後に車庫に入ることも多いので要注意です!
L-trainは地下鉄に入れないので、横浜方面には直通できない

西武池袋線は、東京メトロ有楽町線や副都心線と直通運転を行っていますが、L-trainは地下鉄に入ることが出来ません。
このため、渋谷や豊洲、横浜方面などでL-trainを見ることは出来ません。

L-trainは、地下鉄に乗り入れるための専用設備を搭載しておらず、西武線内のみを走行しています。
(電車にも色々種類があり、それらのバリエーションはマニアでも追いきれないほど複雑だったりします)
ぜひ、遠方からお出での方は、西武線内でL-trainを楽しんでいただければと思います。
ここまでは、現行の三代目L-trainについての紹介でした。
初代と二代目のL-trainは、どんなデザインだった?
ここからは、初代L-trainと二代目L-trainの姿を紹介していきます。
初代L-train(2010年7月~2013年12月)

初代L-trainは、2010年7月から2013年12月まで運行されました。
西武3000系という、黄色い電車を塗り替えて使用していました。(3015F)

初代L-trainになる前の姿がこちら。(右側の電車)

初代L-trainは池袋線系統に1本のみの貴重な存在でした。
新宿線系統の初代L-trainは存在しておらず、新宿線などを走行する姿は非常に珍しい姿でありました。
愛称の無い「デザイン電車」は一般公募で「L-train」に決定
なお、初代L-trainは、登場時に愛称を一般公募で募集しています。
当初はL-trainという愛称もなかったので「ライオンズのデザイン電車」と呼称されてました。

初代L-trainの運転開始は2010年7月10日のことでした。
その後、約1か月ほどで愛称がL-trainに決定します。


非常に目立つ存在の初代L-trainでしたが、その上から更に広告を貼付することもありました。

好評であった初代L-trainでしたが、車両の交換や新車の入換サイクルには抗えず、2013年12月に惜しまれながら引退となりました。
西武線の中でも少し古めの車両を使っていたので、早々に引退することになってしまいました。
二代目L-train(2016年1月~2019年3月)

二代目L-trainは、2016年1月から2019年3月まで運行されました。

二代目L-trainも、黄色い電車をレジェンドブルーに塗り替えて登場させています。(西武9000系9108F)
ライオンズロゴとレジェンド・ブルーにデザインされた9000系車両が2代目「L-train」となって復活運行!(埼玉西武ライオンズ公式)
”元”L-trainはラッピングをはがして多摩湖線で活躍

引退後の二代目L-trainは、ラッピングなど装飾類は取り外されたものの、車体カラーはそのままで、4両になって多摩湖線を走行しています。(国分寺~多摩湖)
国分寺駅から西武球場前駅へ向かう際などに、レジェンドブルーの電車を見かけたら、それは二代目L-trainのその後の姿です。
ぜひ探してみてください。
各L-trainは、Nゲージやプラレールにもなっています
L-trainは、Nゲージやプラレールなどのおもちゃとして製品化されています。
気になる商品は是非チェックしてみてください。
まとめ:L-trainに乗って埼玉西武ライオンズを応援しにいこう!

西武線で走行するL-trainについて紹介しました。
この記事をまとめるとこんな感じです。
- 西武線には、2018年1月から埼玉西武ライオンズのラッピング電車の、三代目「L-train」(エルトレイン)が走っている
- L-trainは、池袋線系統(主に池袋~飯能)と、新宿線系統(主に西武新宿~本川越・拝島)を走行している
- L-trainの車体には、松井監督をはじめ各選手の姿がラッピングされ、車内も特殊な装飾が施されている
- 走行位置は、西武線アプリを利用することで確認することが可能で、池袋線と新宿線が交差する所沢駅で見れる確率が一番高い
- 二代目のL-trainはラッピングをはがして多摩湖線で活躍している
埼玉西武ライオンズを応援しに西武球場前へ向かう際は、ぜひL-trainでお出かけしてみてください!
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