2011/3/30 節電ダイヤにおける4両編成【練馬行き・小手指行き】

東日本大震災発生後においては、電力需給ひっ迫の可能性から
特別に電車を間引いて運行する、いわゆる「節電ダイヤ」が実施されました。

節電ダイヤでは、新101系による2-2-4編成の運行や、
10112F池袋線・西武秩父線での運行、
4ドア10両固定編成の西武球場前駅への疎開留置、などが思い返されますが
その中でも、池袋線での4両運行は特に際立って珍しい姿でありました。

2011/3/30 節電ダイヤにおける4両編成 2501F

練馬行き・豊島園行き

2501F 豊島園行き

2008年6月改正の前日までは、
4両編成が豊島園と練馬の間を往復する姿が見られていましたが
久しくそういった姿も見かけておりませんでした。

2008年当時は、わざわざ練馬まで4連を撮りに来たものですが
まさか3年後に、こうしてイレギュラーにも
4連の姿を再び見ることになるとは、想像もしておりませんでした。


2501F 練馬行き

当時の西武線も、だいぶ混乱はしていましたが
4月も近づくと、運行本数は7割程度だったでしょうか。
徐々に落ち着きを取り戻しつつありました。

2091Fの更新工事完了で、
東急車輛から新秋津行きの甲種が3/15に設定されていましたが
地震の混乱の為、3/26に変更となったり、そんなこともありました。


練馬駅引き上げ線の2501F

4両の往復運行は、練馬駅の引き上げ線で折り返します。

今でこそ、52席の至福が折り返しの為に使用するようですが
2008年の改正からは、撮影当時の2011年までは
基本的には使われていない様子でした。


2501F 練馬行き

豊島園で折り返し待ちの2501Fを眺めます。
乗客の数は非常に少なかったのを覚えています。

コロナの外出自粛ではありませんが
あの頃も、似たような閉塞感とでも申しましょうか。

着地点を見失った空気の読み方には
どうも息が詰まる印象しかありません。

当日の画像フォルダには、このような画像も残されていました。
引退から1年が経過した頃のE31でしたが
こうして自販機のノベルティにピンで抜擢されるとは、
その人気、恐るべしものです。

何度かトライしましたが、すべて外れています。残念。


練馬行きが複数表示されていることも、4両表示であることも
やはり、少し前の時代設定を思い浮かべてしまいます。


当時の動画がアップされていたので、そのまま流用します。

そして、豊島線での運用を終えると
この後は、練馬から所沢まで回送されます。

所沢始発 小手指行き

2501F 小手指行き

練馬から所沢まで回送された4両は、所沢始発の小手指行きとなります。
上り電車は終了しているので、3番ホームには立ち入ることが出来ず
加えて、当時は既に駅改良工事が進行しており、
写真を撮影する箇所が、非常に限られているものでした。

2501F 小手指行き

5番には先行する小手指行きがおり、
4番から出る2501Fは、この先行電車の発車を待ってからの客扱いでした。

こちらも、当時の動画が残っていたのでそのまま流用します。

池袋線下りと新宿線下りの最終電車同士の接続となるので、
慌ただしい雰囲気が見て取れます。

今考えれば、西所沢であれば
改札口のある上りホームを封鎖するわけにもいかないので
西所沢での撮影が正解だったと思いつきました。



4連の豊島線運行と小手指行きは、3月までの節電ダイヤで運転された姿となっており
非常に短期間に見られた姿となりました。
4月以降は、更に調整を加えた節電ダイヤで運転されています。

まとめ

  • 2011年震災後は「節電ダイヤ」として、電車の本数を減らして運行していた
  • 豊島線では4両編成(新101系か新2000系)が、豊島園と練馬の1区間を往復していた
  • 深夜に1本のみ、所沢始発小手指行きが運転されていた
  • 初代(?)節電ダイヤは、2011年3月いっぱいまでの実施だった

この記事を書いた人

SSK
SSK【西武線に対する趣味的理解が深まるブログをお届けします】
34歳の電車好き。
西武線の撮り鉄歴は20年以上。東京生まれの埼玉県民。(西武沿線から離れられません)
なぜか既婚者、二児の父です。鉄道会社とバス会社で勤務経験アリ。ホームページ・ブログ運営は15年以上。西武線で団臨を走らせたことがあります。
詳細なプロフィールはこちら

Kindle Unlimitedの無料体験で鉄道雑誌が読み放題でした

Kindle Unlimitedは電子書籍のサブスクサービスですが、本登録の前にお試し期間を楽しむことが出来ます。
(Amazonアカウントですぐに登録可能)
西武の黄色い3扉車も、「Kindle Unlimited」の読み放題対象タイトルです。