2021年1月20日より、東京メトロ17000系が西武線内でハンドル訓練を開始しました。
これに関連して、近年における西武線内のハンドル訓練を振り返りたいと思います。
今回は2007年1月から2月にかけて実施された、東京メトロ10000系の西武線内ハンドル訓練を紹介します。
【2007年1月】東京メトロ10000系西武線内ハンドル訓練
東京メトロ10000系は2006年から東京メトロ有楽町線と東武東上線で営業運行を開始しました。
西武線での営業開始は、ひと足遅い2007年の2月になってからのことでした。
これに先立ち、2007年1月から2月にかけて西武線内でハンドル訓練が実施されています。
東京メトロ10000系のハンドル訓練区間は、所沢~飯能間でした。
【撮影地:飯能駅】東京メトロ10000系10103F【ハンドル訓練/試運転】

飯能駅に停車するのは東京メトロ10000系10103Fです。
日付は2007年の1月25日。
時刻は10時頃。
ハンドル訓練列車が飯能を出発した2分後には、E31形の工臨が側線に到着しています。
2007/1/24~25 フル編成工臨運転 | Rail Log
E33-E34ペアによる、フル編成の工臨が運転されました。西武鉄道にける晩年の工臨の運転は、横瀬車両基地での貨車検査にともなう運転の他、新宿線の始発点となる玉川上水までの運転から新所沢工臨・上石神井工臨に繋がるパターンと、1804レで山下り後の武蔵丘からは、保谷工臨・小手指工臨に繋がるパターンが多くみられました。この記事で紹介する工臨は、ダイヤ上、2日に分けてとなりますが、横瀬から玉川上水まで運転されています。上述した上石神井工臨の運転に備えてのものでした。玉川上水から
【撮影地:稲荷山公園駅】東京メトロ10000系10103F【ハンドル訓練/試運転】
ハンドル訓練列車らしく、各駅で停車と発車を繰り返す様子が見られました。
【撮影地:西所沢駅】東京メトロ10000系10103F【ハンドル訓練/試運転】
小手指~西所沢の有名撮影地を通過するメトロ10103Fのハンドル訓練列車の姿です。
つい先日も、17000系のハンドル訓練を同じ場所で撮影しています。
14年の時間が経過しましたが、あまり景観に変化は見られません。
まとめ:西武線内のハンドル訓練記事リンク
【2007年1月】東京メトロ10000系
【2008年3月】西武30000系
【2020年1月】東京メトロ17000系