2009年3月3日、武蔵丘車両検修場へ入場していた #269F と #291F のクモハ291号車の合計3両が、南入曽車両基地へ回送されました。
2両編成3本が連結されたブツ6回送から2カ月強が経過しましたが、外観や塗装に目立った変化は見られませんでした。
→2008/12/29 西武新101系ブツ6回送
近江鉄道へ譲渡される西武新101系3両
近江鉄道へ譲渡される新101系は、2009年から2013年にかけて都合3度ほど見ることが出来ました。
- 2009年:269F+291
- 2012年:295F+303F(6両)
- 2013年:281F+285F+309F(4両)
今回、紹介するのはその1回目にあたる初の新101系譲渡編成の様子となります。
なお、近江鉄道には1990年代初頭から後半にかけて、401系・701系・801系が譲渡されています。
西武池袋線の飯能へ向かうE31形と近江鉄道へ譲渡される新101系
譲渡される269Fについては編成単位だったため、見た目の違和感はありません。
しかし、クモハ291号車については先頭車単体で連結されるため、近年の西武鉄道ではあまり例のない同じ向きの先頭車が2両連続するという珍編成となりました。
西武池袋線の入間市へ向かうE31形と 近江鉄道へ譲渡される 新101系
269Fについては、新101系2連の中でも2本のみにとどまったスカート付きの編成でもありました。
もう1本のスカート付き新101系2連は295Fであり、こちらは2012年の晩年まで本線で運行されています。
この295Fについても近江鉄道へ譲渡されており、スカート付きの新101系2本は全て近江鉄道へ譲渡されています。
南入曽車両基地へ到着したE31形と 近江鉄道へ譲渡される 新101系
南入曽車両基地へ到着後は、4日ほどの留置の後、3月7日の終電後に方向転換を実施しています。
この方向転換についてもE31形のPP( #E31 - #E34 )によって運転されています。
(南入曽→田無→小川→東村山→所沢→小手指→所沢)
入曽~新所沢を走行する10000系と20000系ラッピング電車
当日の南入曽車両基地脇で撮影した写真をいくつか紹介します。
ケロロ軍曹のスタンプラリーをやっていたようです。
2021年現在、20152Fは池袋線で運用されており、車両番号だけ見ても一昔前の印象が漂います。
南入曽車両基地で洗車中の10000系ニューレッドアロー
南入曽車両基地では前面窓の洗車を行う10000系が見えました。
車と同様に、このようにワイパーが持ち上がることが新鮮な姿でした。
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