2009/3/9 近江鉄道譲渡、新101系の甲種輸送

レポート
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2009年3月9日、 #269F#291F のクモハ291号車の合計3両がE31形のPP( #E34 + #E31 )によって新秋津まで輸送されました。

新秋津からはJR貨物のEF65形1066号機の牽引により近江鉄道へ向かっています。

JR線内は梅小路を経由してから彦根に到着し、近江鉄道までの輸送を無事に終えることとなりました。

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新秋津までのJR連絡線を輸送される近江行き西武新101系

近江鉄道譲渡、西武新101系の甲種輸送
E34を先頭に新101系3両と後補機E31が連絡線を走行

2日前の2009年3月7日終電後、近江行きの新101系は所沢までの方転回送と送り込み回送を終えて、同駅にて留置が続いていました。

9日午前には所沢を発ち、組成はそのままE31形のプッシュプルで新秋津を目指します。

よく見ないと分からないことですが、方転されているので新101系の編成の向きは勿論のこと、E31形も通常の向きと異なります。

西武301系301F
待ち時間には #301F を含む3ドア10連が本線を通過

本線では、まだまだ3ドア10連が日常的に行き交っていました。
本線から新101系・301系が引退するのは、この3年半後の2012年12月のことでした。

武蔵野線西国分寺付近を近江行き新101系の西武甲種が通過

EF65 1066による近江鉄道譲渡、西武新101系の甲種輸送
JR貨物の #EF65 に牽引される西武新101系

新秋津からはJR貨物のEF65に牽引機が変わります。
1066号機が遠くは西の「梅小路」まで牽引を担当したようです。

武蔵野線205系M14編成、EF65 1036の貨物列車

武蔵野線 #205系 M14編成
武蔵野線 #205系 M14編成

EF65 1036による貨物
EF65 1036による貨物

武蔵野線の205系や貨物列車も待ち時間にはやってきました。

新秋津からJR連絡線を経由して武蔵丘へ返却されるE31重単

新秋津からJR連絡線を経由して武蔵丘へ返却されるE31重単
連絡線を身軽になった重単で引き返す

E31号機を先頭に、秋津の3線区間である連絡線を所沢まで引き返すE31形の重単です。

所沢での停車ののち、武蔵丘まで返却回送が実施されました。

西武30000系38103F快速急行
#38103F による快速急行
新秋津からJR連絡線を経由して武蔵丘へ返却されるE31重単
所沢を発車したE31形重単
新秋津からJR連絡線を経由して武蔵丘へ返却されるE31重単
北飯能信号所を通過

もはや懐かしくなった西武線池袋行きの快速急行には38103Fが先頭でした。
平日は1時間に1本走っており、お昼の快急が3ドア定期だったのを思い出します。

2021年現在も、平日の朝ラッシュや土休日の夕方に走る快急池袋ですが、流石にこの頃とは状況が変わりました。

珍しく武蔵丘の車3番に入庫するE31重単

武蔵丘車両基地の西武E31形
基地A線側、車3番に入庫は珍しい
武蔵丘車両基地の西武E31形
奥には #2071F と北辰の梟の4000系
武蔵丘車両基地の西武E31形
E34のサイドビュー
ステップ2段目の塗装に注目

武蔵丘では機1番へ入り、その後は入換というパターンが多く見られましたが、この日は車庫3番へ入庫しています。

武蔵丘へ入庫した重単でしたが、機関車の向きが方転したままなのは周知のとおりです。

このため、重単のみで3月15日終電後に再度の方転が行われます。
さらに3月18日には3重連で、武蔵丘から横瀬までの返却回送が運転されています。

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