西武新宿駅1番ホーム、ホームドア使用開始

2020/8/5 使用が開始された西武新宿線1番ホームのホームドア

西武新宿駅1番ホームにてホームドアが使用開始されました。
当日の記録を中心に、概況をレポートします。
※記事内の情報は全て2020年8月現在のものです。

西武線のホームドア概況

ホームドア整備については、
”1日の乗降人員が10万人以上の駅”について
2020年度までに設置することを、国土交通省は事業者に求めていました。(2016年12月)
これを受けて、西武鉄道は2017年2月に、
ホームドアに関する整備計画を発表しています。
2020年度までに、池袋、練馬、西武新宿、高田馬場、所沢、国分寺
6つの各駅にホームドアを整備するというものでした。
2020年8月時点では、池袋と練馬については、設置が完了している状況です。

2005年の西武新宿駅。左が1番ホーム、右が2番ホーム、右側に見切れて3番ホームがある

西武新宿駅について

西武新宿駅は2面3線の頭端式ホームを擁する西武新宿線の起点駅です。
2019年度の乗降人員は183,666人と、
西武線内では池袋、高田馬場に次いで第3位の大きな駅となっています。
また、上述した通り、ホームドア整備については
1日の乗降人員が10万人以上の駅”について
整備することを国土交通省は事業者に求めています。
乗降人員が18万人以上の実績がある西武新宿駅は、
この条件に合致しており、ついに2020年3月11日より
2番ホームにおいてホームドアの使用を開始しています。
その際のニュースリリースにおいても
残る1番ホームと3番ホームについても、ホームドアの設置工事を推し進め、
2020年7月までには3ホームとも設置を完了するという旨が発表されていました。

2020/3/11 西武新宿駅2番ホーム ホームドア稼働初日の様子と4000系4021Fによる確認列車

設置工事の遅れ?

2番ホームにホームドアが設置されたリリースを参照すると
1番ホームには2020年6月頃、3番ホームには2020年7月頃の使用開始を目安としている旨の記載があります。


しかし、新型コロナウイルスによる影響か、整備状況は遅れているようでした。
西武新宿駅1番ホームにホームドアの筐体が設置されたのが7月の上旬頃、
そこからひと月弱を経て、2020年8月5日にホームドアの使用が開始されています。
予定されていた1番ホームの使用開始目安の2020年6月からは、
おおよそ1カ月強から2カ月程度の遅れが発生していることになります。

ホームドア使用開始当日の様子

当日はホームドア使用開始に伴い、確認列車が運転されました。
今回、1番ホームの確認列車に充当したのは
・52型(4009F、52席の至福)
・10109F(レッドアロー)
以上の2編成でした。

52型 4009F

2020年3月の2番線のホームドア稼働時には検査入場中だった為、
今回、確認列車としては52席の至福は初の充当となります。
普段のブランチ運行やディナー運行は、2番線に発着する為、
1番線へ入線する姿は、珍しい姿となりました。
電車が在線していながら、乗降ドア部分以外のホームドアが開扉している光景も、
確認列車が運転される初日ならではの姿とも言えます。

10109F(レッドアロー)

今回は各停が主に着発する1番線でのホームドア稼働開始ということで、
特急型電車10000系で確認列車が運転されています。
前回との対比をして考えて見ると
「当該ホームに主に着発する車種の確認列車は運転されない」
というのがルールであるとも言えるでしょう。
西武新宿駅の1番線に特急車が入線するのも久しぶりの姿かと思います。
記憶にある中では、2011年の拝島特急くらいしか思い当たりません。

西武新宿からの折り返しは中井で停車がありました。
後続の下り急行電車を待避しています。
特急型電車が通勤型電車に抜かれる姿は、あまり西武では見かけない光景です。

西武新宿駅ホームドアの今後

引き続き、3番ホームへのホームドア設置工事が実施されるものと思われます。
当初の3番ホームへのホームドア設置は2020年7月とアナウンスされていましたが
今回、1番ホームへのホームドア設置が1~2カ月程度後ろにずれこんでいることを見ると
3番ホームには秋口くらいまでに設置が完了しているものかと思われます。
3番ホームへの整備が完了すると、
西武新宿駅全てのホームにホームドアが稼働し、設置完了となります。

また、今後は整備を優先する高田馬場、所沢、国分寺の3駅についても
動きが出てくるものと思われます。
特に国分寺駅については、多摩湖線のホームドア設置により
現在運行されている新101系(3ドア車)の去就も注目されます。
新たにワンマン車として出場した9000系9108Fの動きについても
今後、より注目されていくことでしょう。

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この記事を書いた人

SSK
SSK【101系低運転台車とE31形電気機関車に情熱の全てを】
20年以上に渡り、西武鉄道の写真を趣味で撮影する東京生まれの埼玉県民。
子どもと電車を眺めているのが最近の専らです。詳細なプロフィールはこちら