2008年11月 30000系4両編成の試運転【2両+2両】

30000系2両編成の営業前は、各線で試運転が行われました。
その中で、2両編成を2つ繋げた4両編成での姿も見られましたので、当時の姿を振り返ってみます。

30000系2連導入、当時の概況

2008年10月、30000系の2両編成32101F・32102F・32103Fの2両編成3本6両が同時に甲種輸送で西武線に到着しました。
西武線内ではE31形電気機関車の牽引で、新秋津から小手指車両基地まで輸送されています。

30000系は2008年4月に西武線での運行を開始したばかりであり、
新宿線には38101Fと38102F、池袋線には38103Fが配置されている状況でした。

38104Fと38105Fについても2018年10月までに到着済みであり、両編成とも池袋線での営業運転を開始します。
概ねこのタイミングで2両編成が西武線に到着しています。

32101Fと32102Fは連結され、4両編成での試運転。
32103Fは営業開始後間もない頃の38105Fと連結して、10両編成での試運転。
そのような姿を見掛けるのが多かったかと思います。
2連試運転、全部の姿を追えているものでもありませんが、順を追って振り返っていきたいと思います。

2008年11月 30000系4両編成の試運転

2008/11/17 32101F-32102F 新宿線へ

小手指を出庫した32101Fと32102Fを繋いだ4両編成の30000系。
所沢4番を出発し、新宿線下りに転線します。

当時、営業開始後にどのような運用が組まれるかは全く分からなかったので
もしかしたら2-2の4両編成の組成は、さほど珍しいわけでもない?
とも思いましたが、流石にそんなことはありませんでした。

32103Fについては、同日、38105Fと組んで10両編成で本線試運転を行っています。(2枚目)

2008/11/21 西武新宿線・拝島線・西武園線

新宿線各線での試運転が始まりました。
2両編成の30000系は、32105Fと32106Fが当初は新宿線で運行していましたが
2020年現在は、32101F~32106Fの全編成が池袋線で運行しています。

3枚目のカットは、拝島線の府中街道と交差する付近から。
もう高架化されて久しい界隈ですが
当時はここに歩道橋があり、このように短編成であれば写真を撮ることが出来ました。

2008/11/22 多摩湖線

終電後、夜間の試運転では多摩湖線や国分寺線、西武園線に入線しています。
特筆される点は、その運転経路と編成の向きです。

運転経路については、南入曽を出庫し、東村山から国分寺線へ入ります。
国分寺まで運転されたのち、小川から拝島線上りに入ります。
萩山からは、多摩湖南線へ入り国分寺まで。
国分寺から折り返して西武遊園地に入り
折り返しの上りは田無まで運転し、南入曽入庫となりました。

南入曽→東村山~国分寺→小川~萩山~国分寺→西武遊園地→田無→南入曽

この経路ですと、南入曽入庫時には、編成の向きが逆向きになります。
(本川越方が前パンになる)

2008/11/23 西武園線・多摩湖線

逆向きとなった2-2の4両編成は、再度、同様の経路の試運転を行い、
編成の向きを定位に戻しました。
この日は、西武園線にも入線しています。

2008/11/28 新宿線

最終日となったこの日は、各線へ試運転に向かうことは無く
南入曽~本川越の短い区間で試運転を行い、午後には小手指へ回送されています。


この後、2両編成単独での試運転が池袋線では行われ、
2008年12月中に、2両編成の3編成とも営業運行を開始することとなりました。

30000系の2両編成を2つ繋げた組成は、その後は見られることは無く
2015年6月に運転された、狭山線での営業運行が唯一の実績となっています。

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この記事を書いた人

SSK
SSK【西武線に対する趣味的理解が深まるブログをお届けします】
20年以上に渡り、西武鉄道の写真を趣味で撮影する東京生まれの埼玉県民。
西武線の撮影実績(写真在庫)は10万枚以上。
ホームページ・ブログ運営は15年以上。
子どもと電車を眺めているのが最近の専らです。詳細なプロフィールはこちら