東急電鉄5050系4000番台4102Fの10両編成が、西武秩父線へ入線しました。
終電後に行われた深夜の試運転、その様子を紹介します、
この記事の目次
東急車4102F西武秩父線試運転
吾野駅を通過する東急5050系4000番台4102F
2013年3月16日に副都心線と東横線の直通運転が開始され
乗り換えいらずで横浜方面へ行ける日常が現実のものとなりました。
しかしながら、地下鉄直通電車の営業は飯能までを基本としており
S-TRAINに見られる吾野や西武秩父方面への直通電車は、当時は設定されていませんでした。
その中での、深夜の東急車入線でしたので
定期での営業運転はないものの、芝桜や夜祭の際には地下鉄直通もあるのかと期待したものでした、
(実際には2020年現在も設定されておらず、地下鉄直通電車は飯能までの運用です)
吾野駅に入庫する4009F
ちなみに、当日の吾野駅に入庫したのは下り方に4009Fを連結した4000系8両編成でした。
4009Fは今では52席の至福として活躍しています。
また、吾野駅での夜間留置は通常2番ホームに入庫となるところですが
この日は東急電車の入線に伴い、入庫位置を1番ホームに変更している様子でした。
東吾野駅を通過する東急5050系4000番台4102F
西武秩父まで入線後、折り返しの模様を東吾野でとらえました。
山間の島式ホームと構内踏切の景観、
そして、地下の向こうの東急電車との組み合わせは、アンバランスな雰囲気を感じます。
東急車4102F西武秩父線試運転の動画
東急車4102F西武秩父線試運転のまとめ
- 東急電鉄5050系4000番台4102Fが西武秩父線において試運転を行った
- 飯能以遠の10両編成入線は、当時としては非常に珍しいものだった
- 試運転は2013年5月1日の終電後と、同様の内容で5月2日にも行われている
- 試運転の後も、地下鉄直通電車が飯能以遠で営業運転を行うことは無かった
使用した機材
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