2021年4月29日、 #レッドアロークラシック #10105F が定期運行を終了しました。
レッドアロークラシックは、2020年3月の池袋線での定期運行終了後、活躍の場を新宿線に移しています。
記事内では、引退に際してラストランロゴを掲出した同車の姿のほか、最終日の運用や入庫の様子を紹介します。
2021/4/16 ラストランロゴ掲出初日のレッドアロークラシック
2021年4月14日までは、ロゴなしの通常仕様で運用に就いていたレッドアロークラシックでしたが、4月15日のお昼過ぎにはラストランロゴを貼付する姿が南入曽車両基地にて見られました。
→レッドアロークラシックにラストランロゴ貼付
翌4月16日からは、プレスリリース通り営業電車での運行を開始しています。
→レッドアロークラシックが2021 年 4 月 29 日に定期運行を終了します[西武鉄道公式PDF]
ラストランロゴの掲出はシンプルに4ヵ所のみ
「ラストランキャンペーン」と銘打たれるだけに、車体の装飾も大胆なものかと思われました。
しかし、初代5000系カラーであることが最大の特徴である為か、装飾はシンプルなものでした。
1号車と7号車の両先頭車の前面に一つずつと、中間4号車の両側面に一つずつ、計4つのロゴ掲出に留まっています。
クリームと赤のレッドアローカラーに影響を与えることはなく、主張しすぎない印象の装飾でした。
ラストランロゴを掲出したレッドアロークラシックが西武新宿線を走行
2021/4/29 レッドアロークラシック定期運行最終日
迎えた定期運行最終日の2021年4月29日は、断続的に雨の降る一日でした。
なお、新型コロナウイルスの流行に伴い、4月25日からは東京都へ緊急事態宣言が発出され、埼玉県に対してもまん延防止等重点措置の実施など、レッドアロークラシックのイベントも開催が危ぶまれたものでした。
幸いにも、運行期間の短縮などは行われず、予定通りの期日までその活躍を見ることが出来ました。
定期運行最終日、最後の南入曽車両基地入庫の姿
最終日の運行は、9時頃に南入曽車両基地を回送9613レで下りへ出庫しています。
小江戸64号(本川越9:32発)より運行を開始し、小江戸47号(本川越23:17着)で運行を終えます。
本川越からは、9514レとして南入曽車両基地へ回送され、入庫しています。
運行の流れは以下の通りです。
レッドアロークラシック 10105F
西武新宿線定期運行最終日の運用
(2021/4/29)
〇南入曽車両基地
└南****-****川┐ [9613レ]
┌宿1023-0932川┘ [164レ](小江戸64号)
└宿1040-1125川┐ [163レ](小江戸63号)
┌宿1220-1134川┘ [120レ](小江戸20号)
└宿1240-1325川┐ [115レ](小江戸15号)
┌宿1420-1334川┘ [124レ](小江戸24号)
└宿1440-1525川┐ [119レ](小江戸19号)
┌宿1620-1534川┘ [128レ](小江戸28号)
└宿1630-1715川┐ [123レ](小江戸23号)
┌宿1818-1732川┘ [136レ](小江戸36号)
└宿1830-1915川┐ [131レ](小江戸31号)
┌宿2019-1931川┘ [144レ](小江戸44号)
└宿2030-2116川┐ [139レ](小江戸39号)
┌宿2218-2129川┘ [152レ](小江戸52号)
└宿2230-2317川┐ [147レ](小江戸47号)
┌南****-****川┘ [9514レ]
△南入曽車両基地
日付も4月30日に変わる寸前の頃、営業運行を終えたレッドアロークラシックが南入曽車両基地に入庫します。
照明に浮かぶレッドアローカラーと、ラストランロゴ。
車体には吹き付けるような雨粒の陰影が見てとれます。
南入曽信号場を後にして、車両基地へ引き上げる10105F。
この瞬間を持って、レッドアロークラシックは定期運行を終えることとなりました。