2014年5月3日(一部、2日の終電間際)の西武線の様子を紹介します。
この日は芝桜輸送に伴う臨時ダイヤが設定されており、前夜には新2000系の吾野行きが運転されたり、新宿線からも車両を借り入れるなど、非常に多くの動きが見られました。
2014/5/2 西武池袋線吾野行き終電に新2000系2083F充当
西武秩父行き終電のあとに運転される吾野行きは、通常であれば4000系が充当されますが、この日は新2000系2083Fが充当されました。
これは、翌日に4000系の臨時直通電車が運転される兼ね合いで、4000系の必要編成数に余裕が無かったためと思われます。
2021年現在ではほとんど見られなくなりましたが、この当時では、ごく稀に吾野行きの代走が発生していました。
飯能駅の夜間停泊編成の変更、新宿線から38102Fを貸出
2014年当時の飯能駅夜間留置では、4番ホームには4000系が留め置かれますが、これも芝桜臨時ダイヤの都合から30000系に車両が変更されています。
また、この日の4番ホームに留め置かれているのは新宿線所属の38102Fであり、新宿線からの貸し出しが行われていた模様です。
新宿線から38115Fを貸出
新宿線に所属している38115Fについても一時的な貸し出しがありました。
先に紹介した38102Fと同様、2014年の芝桜臨時輸送では、新宿線から2編成を借り入れて運用が組まれていました。
新宿線下り特急、東村山3番ホームで客扱い
ところ変わって新宿線の東村山駅。
当時の東村山駅では、旧3番ホームと4番ホームを利用して、緩急接続・待避が行われていました。
この場合、特急は4番ホームに着発するのが通常ですが、この日はダイヤ乱れの影響を受けて着発線が変更されていました。
先に到着する下り電車は、本来特急が使用する4番ホームに停車しており、後から到着する特急電車は3番ホームを使用しています。
2013年3月より東村山には特急が停車していますが、このように3番ホームに着発する姿は非常に珍しい姿です。
2021年現在の東村山駅は、高架化工事に伴ってホーム配置が大きく変化しているため、このような光景はもう見ることは出来ないでしょう。
秋津駅に臨時停車する秩父鉄道直通の4000系急行
武蔵野線の新秋津駅と徒歩で連絡する西武池袋線の秋津駅では、秩父方面から直通する特急や急行電車は通過駅となってしまいます。
このため、これを救済し利便性の向上を目的とした「秋津駅臨時停車」が実施されました。
(同様の扱いは、入間航空祭・秩父夜祭の臨時ダイヤなどでも見られる光景です。)
画像からも分かるように、少なくない人数の乗降があり、秋津臨停の効果は一定程度あるように見受けられました。
清瀬駅で日常の西武池袋線
以上、2014年5月2日終電車間際から、3日にかけての西武線の様子でした。
最後に、清瀬駅で撮影した当時の顔ぶれを3枚ほど紹介してこの記事を締めたいと思います。
一日の内に盛りだくさんな内容となりましたが、当時を振り返ってみました。
当日は、途中駅で快急⇔急行と種別が変化する臨時電車も運転されており、本当に多彩な動きがあったものと思い返します。
2021年になった現在は新型コロナウイルスの影響もあり、人の往来の在り方が見直されています。
今一度このような賑わいを観察してみたいと考えてしまうものですが、変化は変化として受け入れていくのが得策なのかもしれません。
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