2022年にデビュー30周年を迎えた西武6000系。
武蔵丘車両検修場直通のツアー列車などで注目を集めています。
いま一度6000系の話題や近年の変遷を前編・後編の2部構成で振り返ってみます。
当記事は後編(5/7)です。
デビュー30周年 西武6000系の記事一覧
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西武6000系の50番台アルミ車5編成は戸袋窓を簡易的に封鎖している
西武6000系の内、6151F~6155Fの5編成は戸袋窓を封鎖しており、見た目に特徴があります。
アルミ車50番台の中でも、6156F~6158Fの3編成は元から戸袋窓がなくスッキリとした印象。
番号の若い6151F~6155Fについても、2014年頃の改造によって同仕様に揃えられたことになります。
9000系電車についても、同時期に同内容の施工が行われています。
4両化されて多摩湖線を走る現在も、この仕様は変わっていません。
車体ラッピング電車では、封鎖した戸袋窓を広告部分として活用される姿も。
戸袋窓を封鎖した編成ならではの特徴的なPR方法と言えるでしょう。
なお、ステンレス車の6101F~6117Fについては戸袋窓は残存したままとなっています。
西武6000系、側面帯の話題
西武6000系の側面帯は、アルミ車50番台において若干帯幅が太くなっています。
ステンレス車と比較して、側面ビードがないことから、すっきりとした印象のサイドビュー。
モノサシで測ったことはありませんが、そう言われると太く見えてくるような気もします。
6000系のアルミ車の側面帯が太い理由
「(前略)バランスを考慮して若干幅が太くなり(後略)」(引用:西武鉄道1985-2020P69)
6151Fは転落防止幌まで帯が入っていたのが特徴。
2022年現在、帯は入っておらず、6000系全体で仕様が揃えられています。
6101Fと6102Fでは、乗務員扉付近の帯の長さが長めに取られています。
こちらは2022年現在も残存する特徴。
ただし、帯の長いタイプの6000系は新宿線、短いタイプは池袋線でしか走行していません。
このため、実車同士の仕様を比較することは容易ではありません。
西武6000系の戸袋窓と側面帯についてまとめてみた感想
西武6000系の戸袋窓と側面帯について書きました。
- 6151F~6155Fの戸袋窓は埋められている
- 6000系アルミ車の側面帯はステンレス車に比べて若干太い
- 6151Fには、転落防止幌に帯が入っていた時期があった
- 6101Fと6102Fの先頭車の側面帯は、少しだけ長い
ということが分かりました。
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