2023年11月5日、西武40000系ロングシート車40163Fの甲種輸送が行われました。
西武鉄道は、2023年度に40000系車両を10両4編成導入することを明らかにしており、今回の40163Fはその内の3編成目。
西武線内は10両編成を5両ごとに分けて輸送されますが、前半5両の所沢駅着発の模様を紹介します。

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SSK
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西武専門の鉄道マニアです。
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40000系40163Fの概要
- 西武40000系電車 19本目の車両
ロングシート車(50番台)としては13本目 - 輸送日:2023年11月1日から11月5日(横浜羽沢で、通常1泊のところを2泊)
兵庫県の川崎車両から西武線小手指車両基地まで - JR線内の牽引は「EF65 2070」
40163F甲種輸送 所沢駅に到着する40163Fと牽引電車263F

西武線の甲種輸送列車は、武蔵野線の新秋津駅でJRの機関車から引き継ぎを行います。
新秋津からは西武線のけん引車である、黄色い新101系263Fが甲種輸送列車の先頭を務めます。
所沢駅では、ホームの無い6番線(5番ホームの隣)に着発します。

西武線内へ搬入する10両編成の電車は、有効長の関係から10両を5両ずつに分割して輸送されます。
そのため、午前と午後に5両ずつ甲種輸送列車を見ることが出来ます。

午前の輸送では、普段は見られない妻面の貫通扉が見える状態で輸送されます。
ホームにいる乗客の方も、珍しそうにこの光景を眺めていました。

所沢駅では、数分ほどの停車で小手指駅に向かう姿が見られました。
このあとは、午後に後半5両の甲種輸送列車が走ることとなります。
これにて、2023年度の40000系製造は4本中3本までが完了したことになります。
年度内に、更に10両1本(40164F)の導入が予定されています。
40163Fの甲種輸送についてまとめてみた感想
西武40000系40163Fの甲種輸送について書きました。
- 2023年11月5日に40000系40163Fが小手指に到着した
- JR線内の牽引は「EF65 2070」
- 西武線内の牽引は263Fで、午前と午後の部で分けて行われた
- 2023年度の西武40000系は、あと1本の製造を予定している
ということが分かりました。
2023年度の車両増減はこちらから。
過去の40000系の甲種輸送の記事はこちらから。



