西武多摩湖線で運用されていた225Fの姿を紹介します。
225Fは2008年2月に引退している為、
今回紹介する姿は、引退を数日後に控えた最晩年の姿となります。
ヘッドマークの付いた225F【本線系統最後の低運車】
萩山での西武101系225F(ヘッドマーク付き)
2月3日のさよなら運転(ミステリー列車)に先立ち、
1月27日からは、引退を記念したヘッドマークが取り付けられました。
しかしながら、1月31日朝の運用を持って営業運転から離脱しており
夜には、不定期回送で南入曽へ回送(後に玉川上水まで回送、南入曽で何らかの整備を行った模様)されています。
ヘッドマークを取り付けての営業運転は僅か5日程度だったということになります。
(南入曽への回送と、玉川上水への返却回送も、ヘッドマーク付きでの走行)
萩山駅には、225Fの引退を知らせるポスターが貼付されていました。
公式に「226号車」と記載されていますが、
編成内のどの号車を持って呼称するかというルール付けは
公にはされておらず、しばしばファンの間でも議論されるところではあります。
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このさよならミステリー列車、応募方法は往復はがきでありました。
ほんの10年ちょっと前の話なのですが、随分とアナログに感じるのは否めません。
アプリでのイベント来場や時間指定を行う昨今、
この10年ちょっとでの携帯端末の進歩や通信技術の発達に
改めて感心してしまうものです。
言われてみれば、2008年ではスマートフォンも普及していない時代でした。
それは無理もないですね。
ヘッドマークの付いた225F【本線系統最後の101系低運車】のまとめ
- 101系低運転台車である225Fは、最晩年は西武多摩湖線で運用された
- 2008年1月27日からは、引退を記念したヘッドマークが取り付けられた
- ヘッドマークを付けて営業運行を行ったのは2008年1月31日の朝までだった。