2020年12月10日、 #9103F (京急塗装)が、横瀬から武蔵丘車両検修場へ回送されました。
9103Fは10両から4両編成に短縮されており、多摩湖線向けにワンマン化改造が行われるものと見られます。
なお、この回送は通例通り263Fによる牽引で運転されています。
当記事では、横瀬での入換中の様子に始まり、武蔵丘へ向かう様子を5か所の撮影ポイントから紹介します。
この記事を読むことで京急塗装の9103Fを、いろいろな角度から見ることができます。
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記事の最後には西武9000系4連化に伴う動きをまとめています。
大体の動きは追えているはずですので、ブックマーク代わりにご利用ください。
9103F4連 263F牽引で武蔵丘へ
撮影地:西武秩父線 横瀬【9103F4連化263F牽引で武蔵丘へ】
9103Fは、西武池袋線において主に優等列車の運用に就く10両編成の電車です。
2020年12月1日には、4連化のため横瀬車両基地へ回送されています。
横瀬への回送後は車両基地内にて中間6両を切り離す作業を行っています。
9000系の4連化では、これまでにも同様の動きが見られており、いずれも武蔵丘入場に備えた動きとなっています。
撮影地:西武秩父線 横瀬→芦ヶ久保【9103F4連 263F牽引で武蔵丘へ】
9103Fが横瀬へ回送されてから1週間が経過した2020年12月8日には263Fが横瀬へ回送されています。
これまでの流れを見ると、263Fの横瀬到着翌日(12月9日)に編成を組成する作業が行われます。
(263Fと短縮した9000系を連結)
- 組成の翌日(12月10日)には武蔵丘への回送が実施される運びとなり、これが通例の動きとなっています。
撮影地:西武池袋線 吾野→東吾野【9103F4連 263F牽引で武蔵丘へ】
今回、運転されたのは263Fと9103F(京急塗装)ということもあって、多くの注目を集めていました。
黄色と赤の混色編成は、西武多摩川線の新101系甲種輸送でしばしば見られる姿となります。
しかし同じ赤とはいえ、色味や塗装も異なる9000系ですので、雰囲気は異なった装いとなりました。
撮影地:西武池袋線 東吾野→武蔵横手【9103F4連 263F牽引で武蔵丘へ】
冬至も間近に迫った12月、運転時刻が15時前後ということもあり、多くの撮影地では太陽が当たりませんでした。
- 写真の中での明暗差は、中途半端な白飛びにも繋がるので気を遣うところです。
撮影地:西武池袋線 武蔵丘車両基地【9103F4連 263F牽引で武蔵丘へ】
無事、横瀬から武蔵丘へ到着した263Fと9103F。
車両基地内へは、先頭を務めた263Fの推進運転によって進んでいきました。
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3番目に4連化された9102Fは、まだ武蔵丘を出場していません。
このたび回送された9103Fは、9102Fの出場後にワンマン化が行われるのではないでしょうか。